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『本当に必要なことはすべて「ひとりの時間」が教えてくれる』 ~自分のコアは?自分の時間割を見直そう~

本屋さんめぐりを定期的にしていて読む本を物色しているのですが、今日の本はこちら。

『本当に必要なことはすべて「ひとりの時間」が教えてくれる』 
(横田真由子)

なんだかモヤモヤ、ざわざわ。しっくりこない。自分の軸がなんだかブレブレ。年齢の重ね方。どうやったらあんな「凛」とした、しなやかさの中に強さもある女性になれるのかな?そんな悩み、憧れへのヒントがつまった本です。

①「時間の質」をあげる

忙しい。忙しい。そんなご時世だからこそ、「時間の質」をあげることを著者は勧めている。その中でもやっぱり「ひとり時間」の確保を促している。
「ひとり時間」ですること・・・
何が自分にとって「快適」か「不快」か心の声を聴いてごまかさない。
何度も時間をかけてこれらを吟味すること。前回『ピンヒールははかない』でも書かせていただいた「自分との折り合い」と通ずるものを感じた。

 私自身「ひとり時間」といえばカフェ。産後、授乳のサイクルができ、旦那に「ひとりになりたい」といって、週末は「ひとりカフェ」をお願いする。今は5歳の年長になるが、いまもなお積極的に一人時間をつくるよう心掛けている。余裕がある状態ででかける優雅な「ひとり時間」もあればイライラ爆発寸前でその名を「トウボウ(逃亡)」ともいう現実逃避のギリギリサインのかけこみ「ひとり時間」もあるw
 場をかえるのは、やっぱり一番スッキリするけれど、それが難しい。もしくは、それプラス、さらに日常的な「ひとり時間」を準備するなら、私は朝活派。一日の朝にやりたかったことが終わっていると「早くして!」とこどもに言う回数が格段に減る。余裕がうまれる!


 著者は「1日3分」の「ひとり時間」を紹介してる。こういったものを日常の合間にちょこちょこ入れていく。うまく自分と付き合うコツなのかも。

≪1日3分≫
・駅まで遠回り
・ベランダに椅子→日光浴
・温かい飲み物を3分かけて飲む
・足湯
・手のマッサージ

②令和時代の新ヒロイン~強さ×包容力~

小説『わたし、定時で帰ります』がドラマ化されていましたね。著者はここに令和のNEWヒロイン像を感じているよう。
ヒロインは、定時に帰る!という価値観と生き方を貫く。けれどもだからといって頑固という訳でなく、おうち時間をしっかり充実させて、フレッシュな潤った状態で次の日またスタート。その余裕が相手を包む対応力・包容力につながるという。。。理想ですw

著者のコメントで『温泉のような温度感とバランス感覚』が令和時代にはFIT.温泉のように冷たすぎず、熱すぎない。仕事とプライベート、自分と相手の課題をしっかり線引きしながら、自分の考えをしっかりもつ。見習うことが多そう。わたしは見ていないので、見たいものリストに追加。

③最低限の体調管理×心のケア

年齢を重ねるにつれ、そして子育てをしていると、家族の体調管理はもちろんなのだが、自分の体調を整えるのが本当に大事と感じる。体力が本当に欲しい。と思ったり・・・美容面でも①でかいた「3分のケア」を著者は意識しているよう。私自身も1番美容に時間をかけていたのは大学時代じゃ?と思ったりする。3分の化粧水浸透・保湿が今後をわける!そう思って、ちょこちょこ3分ケアをとりいれたい。

まとめ:

 上質なものを少しだけ「ミニマムリッチ」を著者は本で推奨している。おしゃれも全部上質!でなく、引いて引いて本当に好きでいいものをその空白に足す。本当にいいと思えるものを選択するには、自分の価値観を育てること。「ひとり時間」で吟味する。コロナ時代、不安が多くどうなるのだろう?とスマホに走りやすい今だけど、「どうなる?」でなく「どうしたい?」と自分と向き合う時間を。心が不安定なときこそ「自分の毎日の時間割を一コマずつ見直す」←本書での1番ぐっとした一言でした。

本書は「ミニマムリッチシリーズ」の三部作目のよう。一部作・二部作も気になりますね↓


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