剛健・中正・努力【大東文化第一】
大東文化大学の付設校である大東文化第一高等学校(※附属校ではない)は1964年に東京都板橋区に設立。
心身共に健康で教養の高い、誠実な平和社会形成者を育成することを目標とし、爆笑問題の太田光氏を始め、数多くの著名者を輩出する伝統高。
また、ラグビーの強豪としても知られ、1986年に日本一に輝く他、多くの選手をプロチームへと送り出している。
野球部は1976年に創部すると、1979年・1984年に東東京大会でベスト8まで進出する。
だが、2022年までその成績が部の最高成績であり、ながらくベスト16でさえ高い壁となっている。
普段は授業を終えると、荒川区の河川敷グラウンドまで移動し練習に取り組む。
(埼玉県・川越グラウンドの使用も有)
打撃力を武器とする各高校とは異なり、伝統の守備から流れを生み出す野球が大東文化の武器である。
そのための連携・粘り強さ。「日替わり主将制度」を導入するなどし、部全体の「一体感」を鍛え上げ、決して簡単に崩れはさせない。
また週一度提出する野球ノートも欠かせない”トレーニング”の1つ。
日々の練習や学校生活の振り返りの他、選手一人一人の個性や精神状態・性格も見えてくるのが面白いという。
野球に対する気持ちは他の強豪校にも負けてはいない。
だからこそ勝利を重ね、野球の面白さを実感する事で、チームはさらに一体感を増す。
「剛健」の気風と、「中正」の思想を合わせ持ち、「努力」を惜しまない。
目標はブレない。その姿勢も尚良し。
次は野球部が全国の地・「甲子園」に名を連ねる。