ITスタートアップで「モーニング娘。みたいな会社が作りたい！！」と熱弁していた頃の話。

私の人生の支えであり、最も尊敬する人、つんく♂さんに1時間、みっちりインタビューした記事が公開されました。組織論を、若手・マネジメントサイドの視点でじっくりお話いただいています。金言だらけの超ヒット記事になりました。

「88点の仕事を、88点って言っちゃダメ」つんく♂が語り尽くす“伸びる若手”の共通項｜新R25 - シゴトも人生も、もっと楽しもう。

いつも100点と言い切るための「加点理論」、ハロプロメンバーに言い聞かせている「ミッキーマウス理論」、マネジメントの「犬ぞり理論」最高です。

私は、31歳でフリーランスになるまで、ずっと会社員として働いていました。仕事が楽しく上り調子だった時期も、「私なんてダメだ……」と苦しかった時期も、ずっとつんく♂さんの曲と歌詞に勇気をもらってきました。

ITスタートアップで会社員をしていた頃、2017年6月に実施された社員紹介記事のログが感慨深かったので、コンプライアンス的に問題ない部分を、本当にそのまま転載します。

（元同僚から「つんく♂さんのインタビューよかったよ」「おめでとう！」と言ってもらえたので、テンションが高まった。スマニューの人、社内Qiitaを検索しないでくれ。他のパートで、恥ずかしい部分があったから）

「モーニング娘。みたいな会社をつくりたい！！」

ーー小沢さん（※本名旧姓でしたが変更しました）は何廃人ですか？

漫画・音楽などポップカルチャー全般大好きですが、知識量も含めて自信があるのは女性アイドル！　森高千里がメジャーデビューした1987年生まれ。物心ついてから、ずーっとアイドル好きです。

ーー推しは誰ですか。

常に、「今のモーニング娘。（以下、娘。）」が一番です。スペシャ（※新卒入社したスペースシャワーネットワーク）の時も「なんでアイドル好きな子がロックの会社に来たの？」と言われたんですが、アイドルを商品として消費させたくないし、メディアに行くにもゴシップやるところは絶対に嫌……と考えると、スペシャしかなかったので第一志望で入りました。キャリア、思想、行動の全てがアイドルを中心にまわっているかも……。極端な話をすると、スマートニュースも娘。みたいな会社にしたいんですよ！！　わたし、経営者でもなんでもないけど。

ーーどういうことですか？

まず、ベンチャー企業って、人がぽこぽこ入って、また卒業していくサイクルがあるでしょ。本当はみんな、辞めてほしくないんだけど。その時その時でメンバーも人数規模も違うじゃないですか。でも、「その時いるメンバーで出来る最高のパフォーマンスをする」ってスタンスで運営しているでしょ。だから、安倍なつみ・後藤真希といったスターが抜けても、ずっとオリコン1位でいられるんです。組織として、すごい理想形なんじゃないかなって。割と真面目に考えてます。

ーーちょっとその話もうちょっと聞きたいですね。

最初は人数も少ないし個々の力頼りだったけど、今は大人数を活かした「フォーメーションダンス」が半端ないんです。スマニューも人が増えたし、今までやれなかったことが出来るようになった！

あとは小さい頃、娘。に憧れた人がアイドルになって、今AKB48の人気1位だったりするじゃないですか。スマニューも、次世代にずっと続くような、業界のリーディングカンパニーになったらいいなと。……語り出すと長くて自分が面倒くさくなるので、このくらいにしておきます。

＊＊＊＊＊＊引用ここまで＊＊＊＊＊＊

前職のスマートニュース株式会社には、2014年、20人くらいの規模のときに入社しました。それが今では、日本を代表するユニコーン企業に。

感覚値で動く、音楽業界からの未経験転職。データと可視化を重んじるIT企業のお作法を掴むまでは大変でした。当時は社員数も少なかったので、24時間、世界中から押し寄せるニュースと本気で向き合うのがしんどい時期もあった。

けれど、仕事と会社のことが大好きでした。前のめりに働いているうちに、次の夢を見つけて卒業していく初期メンや同期メンを見送り……。2018年夏に、私も卒業を選びました。

卒業後は、コンテンツプランナー・編集者になりました。スマートニュースでさまざまなメディアと膨大な量のコンテンツを分析した経験が、フルで活きてます。

アイドル×お仕事　をテーマにした良質なコンテンツを作り続けたい

フリーですが、なんだかんだで組織で働くのが大好きで。現在も半分OL（業務委託だけど）しています。

「アイドル」×「組織論・働き方」をテーマにインタビューしたい！　と、ビジネス系メディアにも前のめりに企画を持ち込んできました。

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学生時代から飽きっぽい性格の私が、10年以上継続できているのは「アイドルファン」と「仕事」だけ。どちらも大好きです。これからも、推し事とお仕事を掛け合わせた、良質なコンテンツを作っていきたいです。

ご興味がある企業様、ご連絡くださいませ。

現場からは、以上です。

昨夜「つんく♂さんのすごい話を聞けたんだよな……」と実感が湧いてえーんえーんって泣いてたら、2歳児に「ねぇ、笑って」って言われたの100点満点の流れだった。

— 小沢あや'20 (@hibicoto) July 30, 2020

これからも、ずっとずっと、胸を張って「100点です！」と言える仕事をします。ピース！