見出し画像

カラダが夏モードになる日(朝日を拝むまでは今日のうち その6)

高校生の頃に突然1日だけ39度超の高熱を出して以来、体温調節がうまくいかない体になってしまった。
暑くなっても運動してもなかなか汗が出なかったり、ちょっと驚いただけで動悸がしてドバッと汗をかいたりする。
体温は外気温と連動しやすくなり、夏にうっかり温かい飲み物を飲んでしまうと体温が急上昇し、氷入りの冷たいものを2杯以上飲まないとなかなか下がらない。ラジエーターの壊れた車のような状態が1年中続くのは不便だ。
 
そんな状態の身に、このところの夏の暑さは実に堪える。
ついでにコシがあって1本が太く毛量の多い髪の毛が暑さに拍車をかける。少しでも髪が伸びると、体感で頭皮から1センチくらいのところに熱気が籠っているようで頭がクラクラし、文字通り頭から水をかぶるまで頭痛が引かなくなる。ほぼ熱中症のような症状にさいなまれるのだ。
こればかりはクーラーでは解消できないため、昼を過ぎると一刻も早く水を浴びたくてたまらなくなる。子供ならプールに入ったり川遊びしたりでしのげるだろうが、大人になると頭から水をかぶるのはなかなか難しい。

これから真夏を迎え残暑が終わるまでの高温多湿をうまく乗り切れるよう、苦手なクーラーとも折り合いをつけて、なんとかうまくやっていきたいものだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?