見出し画像

見つめあって涙が流れる布施弁天・東海寺。

識子さんがこの記事に書かれているように仏さんとのコンタクトしやすい条件は

仏像のお顔が見えることらしい。

ゆっくりお顔が見られて向き合えるお寺で

なおかつ仏像が見えない世界の不動明王や弁財天との道が繋がっているかどうか。


識子さんのように仏さんと会話ができるわけじゃないので

あくまでも心地よさを自分の判断として参拝している。


実際に、西麻布・長谷寺の十一面観音菩薩さんは

ゆっくりと仏像と向き合えるのでとっても心地いい参拝ができる。

お寺の方もいないので心置きなく

大声で般若心経も唱えられる。

そしてお顔を見ながら堂内でひとりでボーッと座っていられる。


先日とても素敵な仏さんと出会った。

我孫子駅北口から「あけぼの山公園」行きのバスに乗って15分ほど

終点で降りて徒歩10分で到着できる東海寺。

通称・布施弁天。関東三大弁天のひとつ。

バスの本数もあるし行きやすい。

ご本尊は空海さん作とされている弁財天像(秘仏)。

807年に開山された古刹。


梅雨の時期で天気予報が雨の日に初めて参拝した。

平日だったのでほとんど人がいなかった。

本堂にあがって弁財天さんの正面に座ることができるから

もちろんお顔もハッキリ見える。


般若心経を唱えてから

自分の背骨に気を通していき

識子さんが説明されているように

ボーっとお顔を眺めてみた。


そのまま眺めていると変性意識に入っていく。

途中、不思議なことに涙がにじみ出てきた。

自分の中で、この仏像は弁財天さんと道が繋がっていると判断。

とっても穏やかで心地いい空間なんだよね。


参拝者が来ても堂内に上がる人はいなかった。

っていうか、ぼくが合掌して仏像の前に座っていたからかも?

いずれにしてもゆっくり仏像の前で1時間過ごさせてもらった。


すっかりこの初回の参拝で味を占めてしまった布施弁天さん。

行くなら平日の雨が狙い目だなって。


画像1

※雨の初回参拝



2回目の参拝は関東で雷雨が頻発している日だった。

バス停から歩いているときは雨は止んでいたんだけど

本堂に入ったら雷が鳴りだして土砂降りに。

お陰で気温は下がり、堂内に風が吹き込んで快適になった。

結局、2回目の参拝でも雨が止むまで1時間堂内で参拝できた。

もちろん、ずっとひとり。


画像2

※土砂降りの2回目参拝


この布施弁天・東海寺のおみくじがちょっと変わっていた。

お寺の人に自分の生年月日を伝えると

お寺の方が筮竹を振っておみくじをひくというシステム。


参拝時に弁財天さんの前で会話していたせいもあるのか

2回とも身に染みる内容のおみくじを渡された。

嬉しくも、不思議なおみくじシステム。


たぶん次回も雨の日に参拝してしまうと思う。

とっても素敵な弁財天さんに会える布施弁天・東海寺でした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?