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"Connecting the Dots"を体現する人生の歩み方

はじめまして、綾辻です。
アラサーですが未だに大学生と言われます。
コンサルタントとして働く私にとっては、もう少し大人っぽくなりたいなあと思うこともしばしばです。

とりあえず書いてみよう!ということで、私の人となりや生きる上で大切にしていることを、自己紹介を兼ねてしたためてみました。

その瞬間にやりたいことに一生懸命に生きてきた。

地元は兵庫県のとあるニュータウン。
小学校、中学校は地元の市立校に通っていた地味めの学生でした。

当時、一生懸命になっていたのは中学校の時に入った吹奏楽部。
これが結構体育会系で。
朝練、休日練習は毎日毎週。毎回全員で部訓を唱えてから1日が始まります。
夏も冬もかまわずひたすら練習。そのかいあって私の代で初めてでたマーチング大会で関西大会(あと一歩で全国だった!)までいけたんですけどね。

そんな過酷な部活をしつつ、高校は県外の国立を受験し、偏差値70超えとも言われる難関を突破してしまいました。
高1で初めて英国ウェールズへの海外留学を経験し、世界にはこんなにも広がりがあるのか、なんて自分はちっぽけで何にもできないんだろう、と衝撃を受けた記憶があります。

高校時代は、実は特に何かをずーっと頑張ったわけではないのですが、高2の冬頃にそろそろ受験を考えないといけないかしら、と思いつき。
それまで塾は行っていなかったのですが、どうしても「京大コース」と名のつくコースの塾に行きたくなり猛勉強。高校3年の4月から無事編入、京大を目指しました。

その後の頑張りの甲斐もあって京大に現役で入れたわけですが、私が入学早々決めたことというのはーーーーー「スキーをすること」。
せっかく京大入ったのになぜそれ??って感じですが、何を隠そう、父親の影響で5歳の時にはスキーを始め、大会などにも出たりしていたのです。
大学生はできるだけ遊んで好きなことした方がいい、と言われて思いついたのがスキーでした。

毎年冬の間はずーっと山に住んでスキー三昧。学生大会ではそこそこ上位に食い込むところまで上達。冬場はまったく大学にも行かずに全日本大会にも出たりして、好き放題でしたね。

人生の転機

さて、そんな感じで好き勝手生きてきた私ですが、とある転機が訪れます。
それが大学院進学就職活動。ちょうど4回生の冬頃だったかな。
なんだ、よくある転機じゃないかと思われることでしょう。
それがちょっと違うのです。

当時、私は理系のとある学科でどちらかというと物理系の基礎研究をしていました。
ある日、ふと思いました。これが社会の何の役に役立つのだろう、と。
回り回って誰かを幸せにするかもしれないけれど、少なくとも目の前にいる自分自身はワクワクしていない。

吹奏楽部でみんなと頑張った時、受験勉強で辛いながらに知識を得ることや問題を解いていく瞬間を楽しんでいた時、スキーで心が踊るような体験をした時、そんな「一生懸命」だった瞬間に感じてきたワクワクがない。もしかしたらこれは私が一生かけて行きていく領域ではないのかもしれない。

そう気付いた瞬間から、必死に自分の領域を探し始めたのです。
詳細はいつか書ければ、と思いますが、
◯子どもの頃から本能的に好きだったこと
◯できるだけ短期間で自分の能力を高め、社会の一員としてふさわしい能力を身につけられること
を条件に色々と考えた結果、京大大学院を休学し、専門も変え、英国大学院に進学することにしました。
分野は都市計画。昔から、人が生活する空間とか、都市という「場」が好きだったんですね。
今となってはよくそんな思い切ったことできたなーと思いますが、その時も「一生懸命」だったのです。

英国ではオックスフォードに住んでいたのですが、正直、できのいい留学生とは言えませんでした。
クラスメイトや優しい教授に助けられ、何とか「まあまあ」の成績で修士を取得。
辛いことのほうがきっと多かったけど、都市という「場」が好きだという気持ちも、その分野で社会に貢献していきたいという気持ちも、留学を決断した瞬間と変わらず持ち続けられました。
私は確信しました。この道で間違っていない、と。

日本に帰ってきたのは渡英からちょうど1年後。

さて、どうしよう・・・

京大の方はもうやめてもいいかな、と思ったくらいなのですが、教授の勧めもあり、帰国後半年で修士論文を書くところまで仕上げました。
ところが。
就職活動してない!
あんまり会社に就職することにはこだわっていなかったのですが、収入ゼロはまずい…

と、いうことで、当時びびっときた、とある本を執筆した著者の会社に
「私を雇ってください!」
とお問い合わせフォームからメールをしてみました。
すると、「社会人経験がない人はダメ」と言われてしまうという…。
インターンならいいよ、ということだったので、その時から7ヶ月間インターンとしてお世話になることに。

このインターン先で社員の人と就職先について話をしている時に出たのが、今私がいる会社でした。会社の名前を聞いて、すぐに調べ、面接を受け、とんとん拍子に採用、となったわけです。

全てはつながっているー"Connecting the Dots"

ここまでつらつらと私事ばかり書いてきましたが、この短い人生の中で私がとても大切に思っていることが見えてきました。

★心がワクワクする瞬間を大切にすること。
★ワクワクすることには一心不乱に、一生懸命に向き合うこと。
★チャンスを逃さないこと。私にとってのチャンスは「決断した瞬間」。決断したら迷わないこと。

これを子どもの頃から考えて行動してきたわけじゃない。
何かにつなげよう、つなげよう、と打算的な動きをしたわけじゃない。
それでも、振り返ってみるとこんな共通点があった。
そんなことをふと考えている時に出会ったのが、Steve Jobsのスタンフォード大学卒業式でのスピーチです。
とても有名なのでご存知の方は多いと思いますが、私の言いたいことを全部代弁してくれているこのスピーチ、出会って以来、私の大切な宝物です。

そんな私の今。

ここまでトントン拍子にきた私の人生、今、もっとも退屈です。
初めて入社した会社で4年半、コンサルタントとして仕事をしてきたわけですが、なんだか自分を表現できていないような、そんなもどかしい思いがあります。

ここまで歩んできた道は間違っていたわけではないし、今の生活に満足もしています。

私が求めているのは、ワクワクすること。
ワクワクって、自分の心に素直にならないといけないんです、きっと。
今の私は、自分の心はさておき、人に気に入られようとか、人が思っているように行動しようとか、いい子になりすぎたように思います。

そんなこともあって、とにかく自分自身を解放したい、自分の思いを表現することに一生懸命になりたい、と思ったことからこのnoteを始めてみました。
私の好きなこと、感じたことを思いのままに綴る場所にしたいと思います。

「表現したい」と思ったこのワクワクを大切に。
一生懸命自分の心に向き合う。
やると決めたら迷わずやる。

今日のこの日が、新たな"Dot"になりますように。

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