hibarito_okyaku
のぞみとめぐみの、往復書簡。互いの日々をポロポロと。ご飯のこと、心のこと、季節とともに。
のぞみからめぐみへの手紙
めぐみん、おはよ~ 今日は4月23日(金)朝のひばり珈琲は晴れていて爽やかな 風が通っています。 プリンを焼きながら書いてます。 ここまで、おしゃれな感じや~ん。 毎週、金曜の朝の野菜市、だいぶん定着してきたよ。 金曜日は、喫茶よりも、野菜を売るのに忙しい。 スマートフォンを忘れたので先週の写真 生産農家の直売所、cocochi甲南店さんから、 奈良産の新鮮な野菜を持ってきてもろて、二年は立つかなぁ。 無農薬、低農薬、新鮮、生産者がわかる、という安心で野菜本来
めぐみん 初めてみんなのフォトギャラリーってのを、使ってみたよ。 ぴったりのイラスト(笑) 今ね、学童のお迎えが大変なの。五分くらいの距離なんだけど 本人も道をわかっているんだけど 一人で帰ってこないのよねー。 怖いから、だってさ。 毎日、お客さんに日替わりでお迎えを頼んでるわ。 どう怖いのって聞いたら、 「まっちゃん可愛いから連れていかれそう」 って。 可愛くないとは言わんが、 連れていくほどではない、 といえばいいのか、 可愛くないから安心しろ
めぐみん 花冷えってやつだね。 こっちも不意打ちのような気候に、冬物が、タンスをいったり来たりしてます。 この間、背伸びして、お客様に「今日は花冷えですね」っていったら、 「ねぇちゃん、花冷えってどういう花や?」って問い返されて、 「え…っと」って恥ずかしくなったわ。 分からないから調べて、お帰りの際に報告、 桜の花の咲く季節に、急に何日か季節が戻ったように冷えることを言うんだって。 花は桜だったんやね。 素直に調べたと白状したら、笑ってはったわ。 めぐみ
のぞみん、こんにちは~。 今日はちびっと肌寒い。今週金曜日は寒の戻りか、さらに冷えそう。 でもこれで例年並みらしいから、何事も急いだらダメだね。 のぞみん、季節の変わり目でしんどかったね。 いや、しんどい、っていうのもなんか違うかもしれん。 心のざわざわ、なんて表せるだろう。 わたしは花を生けました。 この間は水仙。 今日はチューリップ あとは畑にサラダ水菜を植えたよ。 あと、バジルとレモングラス、春まきだいこんも植えようと思って土づくりをしました。 う
めぐみん、バッチリ共感してしまった詩だわ。 友達と会って、さう、楽しいのよ最初は。 だけどね、だれてくる瞬間、お互いが変わらない現実の自分を思いだして、 嫌な風が流れるとき、あるわ~! 相手にたいしてのことじゃなく、 懐かしい話をしたりすると、 そこから進んでいない自分を記憶の綱引きのように 引きずり出しちゃう感覚。 結構今、ヘビーによどんでるから そろそろ太郎ちゃん読んで、自分にカツをいれようかな。 強く生きる言葉、 なんども新鮮に言い聞かせながら読む
のぞみん、こんにちは~。 こちら、浅野川沿いを歩いたり卯辰山に登ったりして桜を楽しみました。 でもこんなうららかな春も一面。 春の嵐というように、天気も心もそわそわとゆらゆらとしているのもまた春だよね。 なんだか、自分の力が及ばないことに持ってかれそうな気になる春もたくさんあるよね。 クラス替え、部署異動、進級、とかとか。 運、とか縁とかいうやつが一年を大きく決めるような気がして。 まさに、祈る春を学生の頃たくさん繰り返したような。 おとなになったら自分の意思
よく雨の降る春だわ今年は。室生犀星、聞いたことなかったけど、ググったら気になる人だった。 春は心の感度が上がる季節。普段見過ごしてしまう映像や聞き流せる言葉に いちいち引っ掛かりを覚えて、 やたらと擦り傷作るときで。 詩はね、くるよね。 お店に、毎月おすすめ図書を勝手に紹介する本棚があるんだけど、 3月は、詩集と短歌の本だった 吉野弘の詩集と 河野裕子の短歌「たとへば君」 吉野さんは、優しい心の人が日常の傷を表現しているようで、共感する部分、でも強いなと感じ
のぞみんこんにちは~。 昨日また図書館に行ったらずいぶんと桜が咲いていてびっくりしたよ。 咲きだしたら早いね。 なんかすでに散るときのことを考えてちょっと切なくなってる(笑) さてさて、幼少期の追体験について 小さい子供がいるお友達も言ってたような。 自分をみているようだって。 不思議な気持ち、複雑な気持ち、内包しているのだろうなと想像したよ。 この前借りた本、小説のおまけに借りたつもりの 詩の本の方にドはまりしちゃった! 意図せずなんだけど、この2冊の本
金沢行って早速、図書館探り始めるのがめぐみんらしい。 こっちの図書館より人少なそうだし、ええね。 私も福井にいた頃は、よく行ってた。 新刊も割りと早く入荷して順番回って来るしね。 兵庫や大阪じゃ、100人待ち、ってざらにあるから、すぐ買ってしまうけれど。 津村紀久子さんの本のタイトルが気になったわ。 私が好きになる作家さんは、 大抵タイトルで痛いとこを突いてくる。 江國香織さんの 「泳ぐのに、安全でも適切でもありません 」 で、 せやねんっ!て叫びそうに
のぞみん、金沢ライフのこと聞くの楽しみっていってくれてありがとう~ 今日は市立図書館にいってきたよ。 重厚なレンガの建物が素敵で座ってゆっくり読書できるスペースも充実していていいかんじ。 そこで面白そうな本を見つけて早速借りてきた! ひとつは小説。 君は永遠にそいつらより若い ユースライブラリーっていう若者向けコーナーにあったもの。 わたしはオールダーだけど許してもらって。。 社会に対するやりきれない理不尽さを抱える人たちへ みたいなことがオススメのとこに書
ヤッホー。これといって別れの宴もせず、いつの間にかさらっと金沢行っちゃって、あら、まあまた会えるしなって、私とめぐみんらしいよね、この感じ。 物理的な距離は離れても、そんなに離れている感じしないわ。 なにより、こちらでは得られない情報や暮らしぶりを、これから聞けるのかと思うと、 私が引っ越した訳ではないのにワクワクしてる。 お客さんのなかにも、続々と転勤で…就職で…大学合格で、旅立ちが目立ってきたよ。 寂しいよりも、その方、その方のオーラや興奮具合や戸惑いの様子を
のぞみんおはよ~。 こちら金沢、珍しく快晴の今日。 金沢引っ越して6日めでございます。 家の片付けもほどほどに、珈琲飲みにいったり 、近江町市場を散策したり、市役所にいったり。 いまだ、ちょびっと観光気分入り交じりつつ。 生活スタートしてます。 先週、宝塚のおうちを引き渡したんだけど、 がらんどうのお部屋で管理人さんを待ちながら、音楽を聴いてたら、 あの春、この春、の記憶が甦ってくるのね! 13年前に初めて関西に来たときの気持ちとか。 音楽って自分の内側、
夢だったの。どこでも自由に言葉を打って、ブログにのせること。 嬉しいわ。貰い物のタブレット、はじめての投稿。のちのち個人ブログやっていきたいけどまずは報告まで。 もちろん、手持ちのノートに書いたっていいのよ。言葉は。 でも私は発信したい。読む人がいてもいなくても、 じゃなくて きっといると信じて、こうやって打っているのがたまらなく嬉しい。 店以外での活動を考えていこうとしている。 現実で店を営業しつつ こちらはこちらでやりたいな。 書くことには自分の時間以外
おはよう~ 春のお便りありがとう! のぞみん、春は苦手だなぁーていうてたよね。 わたしは仕事があったり学校があったり、所属しているところがある春と何もしてないときの春はこうも感じ方が違うのか~ と実感しているここ数年。 でもさ、のぞみんはどの春も通りすぎてまた今年の春を迎えるんだからすごいよ。 きっといつも何事も流動的だよね。 わたしも最近、やりながら考えたらいいよ。 変わっていったらいいんだし。 って言われたことがあって。 はじめから完璧な決断はできない
結構空いちゃった。久しぶり。 引っ越し楽しみやね。期待と不安どっちが大きい? 私は今年の春もひやひや。 一昨年は離婚、 昨年はコロナ 今年は娘が小学生に。 近年じゃ一番おめでたい変化なんだけど なんか珍しくママナイーブ(自分で言うてるわ)になっているわ。 四月から私の定休日通り(月曜日)に、子供を休ませることができなくなって、 当たり前ながら、母子一緒の休みがないのよねー。 商売してるし、 仕方ないって思てたけど、 複数人から、それでいいの?と言われる
太陽の粒々見たいできれいだね、カンタ刺繍初めて聞いたわ。 手仕事はもくもくとできるのがいいね。裁縫はやったことないけど、気持ちは少しだけわかっていると思う。 またまたジャムを作ったよ。今日は金柑と柚子。 皮をひたすら刻んだり、 ことこと鍋の音を聞いたり 灰汁をとったり、 そういうのがいいな。 なんて思いつつ雑念だらけで煮てたけど。 若き日に、手鞠作りに凝っていたことがあったな。 あれは無心になれた。 が、お金もかかった。 何事も、かかるねー ってなんの