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24卒大学生、大学生活を振り返る~コロナ禍大学生入学式編~


前回のあらすじ


前回、私の高校生の卒業式はコロナ禍に行われたと話した。無論、参加者全員マスク参加。その異様な光景は今も覚えている。まあ、二度とは見たくない。
当時、私含めてクラスメートの大勢は謎のウイルス騒ぎはすぐに鳴りを潜めると思っていたのだが……。

期待の入学式

無かった。繰り返す。無かった。
だから、私は今でもネタにする。

「私たちは厳密に言うとまだ入学してないからね」

入学式なんて、つまらない行事だと今まで思っていた。それでも私は2020年の4月に心が囚われている。不安の中で学生生活なんて始まるなんて思っていなかった。

そして入学してすぐ、遠隔授業。動画配信授業だ。期待していたのにな。大学らしい大学生生活は、5月下旬くらいまでお預けになった。対面授業は……6月くらいからか?
ちなみに大学で新しい友人ができたのはその年の後期だ。もし私に高校時代からの友人がいなかったら?その時のことは考えたくもない。

それでも私の大学はまだましだろう。他の大学はずっと遠隔授業だったらしい。不憫だったのは、私の県よりも感染者数が少ないのにずっと遠隔授業を余儀なくされていた某国立大学だ。当時、その県の感染者数は累計たったの数十人だったはず。

コロナ禍での遠隔授業は絶望的だったか?

結論から言うと、そんなことはなかった。
教授は優秀で、いつも分かりやすいパワーポイントの資料を作ってくださった。……実を言うと、授業の質はコロナ禍の方が上だったかもしれない。

授業はいつも大体口頭で、思い出したようにホワイトボードに重要単語を書くのが対面授業のスタイルだ。一方で、遠隔授業は分かりやすいパワーポイントで説明されていた。むしろスクショを取れば、教科書として活用できるくらいに……。

もしあの時のデータをまだ持っている教授がいれば、今でもそのデータを活用すればいいのにと思う。折角苦労して作成した資料だ。来年、再来年も使えばいいと思う。(その方がお互い楽……)

とはいえ、グループワークや演習などはもちろん対面の方が良い。演習命の教育学部などは苦労しただろう……。