Apple Musicのプレイリストをカセットテープに録音してみたら楽しくなった
先日、好きなバンドのライブに行って物販で販売されたベスト盤のカセットテープを買った。
令和にカセットテープを売る?と思ったが、幸いにも私はラジカセを持っていたので購入した。そして手にした瞬間に思った。カセットテープめちゃくちゃかわいい。
私は部屋にスパイダーマンやmarvel関連のポスター、ストレンジャーシングスのポスターをたくさん貼り付けている。部屋に映えるようにインテリア、そしてスピーカーとしてこのラジカセを愛用していた。
SANSUIのBluetooth機能搭載ステレオラジオカセットSCR-B2。
映える赤が最高にかわいい。
初めてこの愛用ラジカセでカセットテープを聴く。
なんだこの感覚は。
本質は、別にBluetooth機能でiPhoneの音楽を飛ばして聴くこととなんら変わらないはずなのに、カセットテープが回ることで音楽がモノにつまり、そのモノから音楽が流れるというこの物質が循環する流れに興奮を覚えた。
カセットテープよい。強く覚えたこの感覚。
私はApple Musicのプレイリストをカセットテープに録音することを企てた。
まずはカセットテープを買う。
カセットテープはホームセンターでmaxellのノーマルポジションの90分録音できるものを購入した。
調べてみると安い順でノーマルポジション、ハイポジション、メタルポジションがあるらしい。高くなるにつれて、ノイズが減り、音質があがるみたいだ。
そして次は、スマートフォンのApple Musicでプレイリストをつくった。私はすぐに映画ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーを思い出した。主人公のクィルはカセットテープAWESOME MIXを持っていたのだ。好きな音楽を集めた最高のカセットテープ。私もそれをつくりたい。
プレイリスト名は「MY SELECT」AWESOME MIXの方がお洒落だったかなと思いながらもこの名前に。そして90分に収まるようにこちらの20曲を厳選した。
録音
ついに録音になるのだが、何も難しいことはなかった。
開いて、カセットテープのまずはA面を手前にして入れる。カセットテープはA面とB面があるので注意。入れたあとはBluetooth機能で再生して、録音ボタンを押すだけ。
ハプニングその1
ハプニングはいきなり現れる。私は録音を開始して興奮して写真を撮ろうとしてしまった。スマホのカメラを開いた瞬間、再生がとまってしまったのだ。しかも大好きな銀杏BOYZの夢で逢えたらの途中で。みなさま、プレイリストを再生したらカメラを開いてはいけません。
ハプニングその2
もう1つのハプニングはA面45分、B面45分という計算をせずにトータル90分のプレイリストをつくってしまったことだ。案の定、米津玄師のpale blueの途中でA面が終わってしまった。これは大反省ポイントだ。みなさまもA面とB面で計算してプレイリストを作成してください。
「MY SELECT」を試聴
率直に言って良い。ラジカセから好きな曲が流れる感じ、音質の粗さも含めて愛おしい。何よりプレイリストがモノとして形になった感じ。カセットテープのコンパクトさとCDとは違う厚み。ドラマsilentの想が耳が聴こえなくてもCDを大切にしていたシーンを思い出した。画面1つでなんでも手に入ろうとしている時代に、あえて手に触れるモノとして持つことは大事なことなのかもしれない。
カセットテープすごくいい。MY SELECT2や洋楽SELECTのカセットテープもつくりたいところ。みなさまも是非試しにやって頂ければ。
※著作権の問題上、録音したものは個人で楽しむ範囲で。
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