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【映画感想】Coda〜あいのうた〜

アカデミー賞受賞おめでとうございます✨✨✨
{Best Motion Picture of the Year}
{Best Performance by an Actor in a Supporting Role}
{Best Adapted Screenplay}

先日、親友からおすすめされたことをきっかけに、映画館で『Coda〜あいのうた〜』を観ました!とても素敵な作品でしたので書き留めます!^ ^

家族の中でたった⼀⼈“聴者”である少⼥・ルビーは、「歌うこと」を夢みた。そして、彼⼥が振り絞った⼀歩踏み出す勇気が、愉快で厄介な家族も、抱えた問題もすべてを⼒に変えていくー。
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CODAとは…
 Children of Deaf Adults = 耳の聞こえない両親に育てられた子供
という意。

夢を追い続けること

主人公ルビーは家族の中で1人、耳の聞こえる子供として周りと同じように高校へ通いながら、耳の聞こえない家族と手話の通訳をして暮らしています。そんな中、ルビーは「歌うこと」が好きなことに気づきます。彼女の才能を見た音楽の先生からプロを目指す提案をされ、本気で叶えるために大学進学を目指します。しかし、彼女は家族の漁業を支えるために幼い頃から手話通訳者としての役割を担っています。
家族との時間を断って音楽の大学に行くか、夢を諦めて家族の通訳者として生きるか、彼女は両方の選択を取るために奮闘し続けます。

誰しもが1度は描く”夢”。
描くことは簡単でも、追い続けることは容易くないと思います。私自身も夢に向かって日々ハードワークしているので、この姿がとても印象に残りました。必要とされている仕事を選ぶか、自分の可能性を信じて叶える仕事を選ぶか、応援や反対がある中で本気で向き合う姿を観て、私自身も諦めずに進む!と改めて誓う機会になりました。

日常のコミュニケーションの枠を超える表現

見る、聞く、触る、味わう、嗅ぐ、人には五感があると言われていますが、彼らは見て得ることのできる情報を第一にしています。彼らのメインのコミュニケーション方法は手話です。考えていること/思ったことは”目で見える情報”として手話を使って伝えます。基本とする手話だけでなく、五感を最大限使って伝え合う姿は、誰よりも自分の思いに正直に、真っ直ぐ生きていることがわかります。表現のする際の表情や体の動きは想像以上でした。

「足るを知る」
この言葉がぴったり合うと思いました。今あるものに感謝し、自分に正直に最大限表現していこうと思いました。

緻密な映画音響

この作品は、切実に、映画館で見てほしい!!!!!!!と思った映画です。物語はもちろん、音響の作り方が素晴らしいです!

日頃なにげなく聞こえる音、聴こうと努力して聞こえる音、聴きたくても聴こえない音、聴くのではなく触感として感じる音。
ファーストシーンから繊細に表現されています。
耳の聞こえない家族を表現するために、効果を使って動作ひとつひとつの物音を強調したり、各シーンごとに自然の音とセリフや音楽の音量を調整していたり、、、

想像を超える”音”の感じ方があり、日々何気なく過ごしていたんだなということに気づきました。
”聞こえる音”にフォーカスして鑑賞すると、きっと新しい発見があるかもしれません♪

おわりに

Coda 〜あいのうた〜を観た皆さま、感想をいただけますと嬉しいです♪
この作品を通して、私も大切な人のために何ができるのかを常に考えながら、枠にとらわれず柔軟にコミュニケーションをします!

まだ観ていない!という方は、映画館での鑑賞をおすすめします♪
この記事を読んでいただくことで、より一層映画を楽しんで頂けたら嬉しいです^ ^⭐︎

ではまた!

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