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量あっての質。質信者、量信者にはなるな。

 こんばんは、阿部有希(あべゆうき)です。

 今年は福島も雪が積もっていないので、比較的トレーニングを予定通りこなせてるんですが、如何せん寒さはほとんど変わりません。

 特に寒い日のバイクライドは本当に嫌いなんです。あの汗が引くときの不快感といったらもう最悪です。これを回避するには『汗をかかないようにトレーニングをする』か『汗が引かないほど身体を燃焼し続けるしかない、、、』ですね。私はもちろん後者を選びます。

 しかし、冬場のトレーニングって比較的前者を選ぶ傾向にありますよね。(もちろん汗はかきますけど)いわゆるLSD(ロングスローディスタンス)ってやつですね!ちなみに私はLSD嫌いです。。。(飽き性なんで、緩急がないとダメなんです。笑)

 さて、今日はそんなトレーニングにおける量と質のバランスの重要性について、自分自身にも言い聞かせるように説いていきたいと思います。


昨今のトレンドは質重視

 昨今トレーニング科学も進歩してきて、端的にいうと量より質(スピード)を求めるべき。という風潮がありますよね。もちろんV.O2MAX以上のスピード域でトレーニングがひたすらできれば、誰も苦労しませんが、残念ながらそんな超人的な人間は存在しません。誰にでも休息が必要です。

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質信者

 陸上部に所属していた多くの方は経験があるかと思うんですが、「距離を積んだ分だけ早くなるんだ!だからたくさん走れ!」こんな感じのニュアンスで監督から言われた経験ありませんか?もちろん当時は私もそれを鵜呑みにしていました。しかし、インターネットが普及し、新しい情報に触れやすくなってから気づくんです。『質をあげなきゃだめじゃん』と。そうなると頑固なあなたは、『それが正しいんだ!』とコーチの言うことを聞かなくなります。おそらくこれが『質信者』の始まりだと思います。

 もちろん質にこだわるのは良いことです。1番効率よく持久能力を向上させるので。ただ、そこだけにフォーカスして、量から逃げてしまってはだめなんです。また、逆も然りです。


量あっての質

 量あっての質というのは言葉の通りです。量があって初めて質の密度を求められると思います。というのも1000*2を3'00/kmで行うのと、1000*10を3'00/kmで行うのは全くもって密度が違いますよね。経験ある方はわかるかと思うのですが、週間走行距離が100kmの人と40kmの人では、同じポイントメニューをやった時に、翌日のダメージって違いますよね?そうなると当然後者の方が怪我のリスクも圧倒的に高いです。それが量を積んでいる状態で質を追っている人と、質だけを追っている人の差です。※もちろん科学的エビデンスはないので、素人の一意見として受け取ってください

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2B Runnerさんのブログより引用

 これは、かの有名なジャックダニエルズ(お酒じゃないよ)のランニングフォーミュラに書いてあることです。ここからも分かるように、ある程度距離を積んでいないと質も求められないんです。ちなみにジャックダニエルズは、現代の陸上長距離トレーニングにおいて1番メジャーな理論を提唱しているお方です。amazonでも書籍が手に入るのでぜひ!


有名選手のトレーニング量

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 毎度例にあげてますが、これは昨年のWTSグランドファイナルで優勝した、ブリュンメンフェルトのStravaで公開されているの、最近のランニング週間走行距離です。過去を遡ると100kmを有に超えている週もあるので、これが世界レベルなのかなと。それにしても推定ベストタイムがおかしなことになっていますね笑

 あと海外選手は結構積極的にStravaを活用しているので、そういう数値的な情報に興味がある方は覗いてみてください!


まとめ

 私自身も昨年末にあるきっかけより、距離もある程度重視するようにしています。その結果怪我は減っているように感じます(シューズの技術が上がったおかげもあるのかな)。ただ、いきなり距離を伸ばさないように!オーバートレーニングになるので笑 そして適度なバランスを!

 今日はこんな感じですかね。あと何回も言いますが、別に私はトレーニング指導の専門家ではないので、一意見として捉えてください。汗  

 そして、1番良いのは自分の納得する指導者に出会うことです。


以上




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