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もう一度チャンスをくれるなら

君のことを傷つけてしまった。

君の仕事が忙しくなりすれ違いが重なる中、僕は不満を抱え嫉妬し、意地悪になっていた。

君は、仕事が忙しくて精一杯だったというのに。本当なら僕がそれを受け止めてあげるべき存在だったのに。

君は、少し時間を置きたいと言った。

僕は、過去のLINEのやり取りを振り返り、一緒に過ごしたキラキラした時間を見返し、そして最近の僕の醜悪な姿に気が付いた。

世の中は太陽が輝く真夏なのに、僕の視界からは色彩が消えて灰色になってしまった。

君は太陽の様な存在だった。いつも僕の世界を明るく照らし、色彩を与え、暖かい気持ちにしてくれる存在。当たり前にある存在だと思ってしまったんだ。

いまさら謝っても、もう君の心を取り戻せないかもしれないけれども、もしもう一度チャンスをくれるなら、今度は僕が君の太陽になる。

10月半ばに会う約束をしてくれた。

その時君がチャンスをくれるかどうかは分からないけど、その時までにチャンスをくれたら君と行きたい場所、一緒にやりたいこと、見たい景色をこのnoteにたくさん集めておこうと思う。

それだけが、僕に残されたわずかな灯。少しだけ前を向いて歩ける気がしている

(君にもう一度会える日まであと56日)

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