互いに睦し 日頃の恩

書こうと思っていたのにずっと後回しにしていたら、こんなに時間が経ってしまった…
もう大学卒業のことなんて遠い昔のことのように感じられるほど笑
でもせっかく下書きに残しておいたのだから、仕上げることにする。


さて、次は友人たちの話を。
一緒に先輩方や後輩たちの話もするとしよう。


大学に入学した当初、友達など作るつもりはなかった。
ひとりでも学んでいけるし、苦ではないと思っていたし。
そもそも当時一番行きたいと思っていた大学に入学することことができなかったから、正直周りの人たちを見下していた部分もあるのだろうと今では思う。
でも、環境的に知り合う人が日に日に増えて、授業を通して仲良くなる人たちが出てきて、新歓でたまたま出会ったサークルに入ることにして。

気づけばあっという間に友達ができた。
卒業するころには大切な人たち、仲間、同期と呼べるほどにもなった。


同じ学科の友人たちや学科が違くても授業が同じだった人たちとはたくさん助け合った。
時には切磋琢磨しながら一緒に活動したし、互いに評価しあうこともあった。
同じ学科の友人たちとは1、2年生の時に特に支え合っていた。
同じ授業をとっていた違う学科の人の中には同じ学科の人よりも長い時を一緒に過ごしている人もいる。
彼らがいるから課題が多くても、重くても頑張ろうと思えた。
パソコンと向き合う日々になっても、連絡をとり続け、互いの「今」を共有しあった。

オープンキャンパスの活動を通じて知り合った人たちもいる。
ほとんど全員が違う学部学科であったからこそ、なかなか知ることのない彼らのフィールドについて知ることができた。
きっと彼らがいたから、大学で知らないことはほとんどないと言えるほど自分が通っている大学について詳しくなった。

サークルの人たちは最初どう接すればいいのかわからなかった。
理由はいくつかある。
先輩ばかりの空間で居にくかったこと、新入りであるゆえに自分の居場所を開拓する必要があったこと、(いい意味で)変な人ばかりの集まりだったこと。笑
でも、少しずついる時間が増えて、先輩たちと作品を一緒につくったり、合宿をやったりしたことで大学内に落ち着く場所ができた。
自分が1番のびのびと過ごせる場所ができた。
やりたいことを、表現したいことを思いっきりできて、それを面白いと言ってくれる人たちに出会えた。
きっとここにいるときの私が1番素直な、素の状態に近かったと思う。

サークル活動を通して、自分が入学する前に卒業してしまった先輩方ともたくさん関わることができた。
学年が変われば後輩たちも入ってきて、その中にはオープンキャンパスで出会った後輩もいる。
最後まで一緒にいた同期たちとは卒業旅行も行くほどの仲になった。
事前に書いてきたA4用紙2枚分の同期たちへの手紙を最後の宿泊日に読んだほどだ。
このサークルに出会えていなければ、このサークルの人たちに出会えていなければ、今の私は間違いなくいない。
人に恵まれた、あるいは巡り合わせというのはこのことを言うのだろうと思う。


大学生活を通じて出会った人たちはまだ連絡を取り合っている人が多い。
特にサークルの人たちは今でもとてもお世話になっているし、ときどき後輩たちの活動に顔を出している。

皆、この大学に入れたからこその出会いだと思う。
出逢うべくして出逢った人たちだ。


今更ではあるけれど、お世話になった先輩方、後輩たち、同級生のみんな。
そのすべての人たちに、大きな感謝を。
すぐ会える人たちも、なかなか会えない人たちも、またね!
それぞれの場所で頑張っていきましょうね。
また会える日まで、お元気で!



ではまた。
こきげんよう。

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