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うーすけ

日本でいえば富士山 鹿児島でいえば桜島 など地域に住む人たちが心を寄せるシンボリックな存在があります。日田は、祇園山鉾やひなまつりなど多くの祭事などがありますが、一番多くの他人が心を躍らせるのはやはり川開き観光祭なのではないでしょうか?会期中打ち上げられる花火は、派手ではないものの趣があり真上に打ちあがる花火を見上げると視野全体に飛び込んでくる花火の大きさと盆地ならではの音と振動による体感が楽しめます。あまりの迫力に泣く子供が出る花火大会も全国的に珍しいのではないでしょうか?
この観光祭で配布される手ぬぐいのデザインを依頼されました。鵜飼いによる鮎漁も行われる三隈川の中州から打ちあがる花火大会の情景を表現しました。そこで生まれたのがこの鵜のキャラクター「うーすけ」 ゆるキャラを目指したわけではありません・・・
ちなみに日田に鵜飼いが伝わったのは、1593年宮木長次代官が岐阜から呼び寄せたのが始まりだそうです。

イメージスケッチ

ペンギンに見えなくもありません。目から頬にかけて黄色や白色の柄が入っているのが鵜の特徴。まだペンギン? 違いを出すためにくちばしや羽、足の形状に違いを出すことにしました。

データ化

データ化して着色すると鵜らしさが出てきました。ペンギンとは違い鮎を抱えています。もちろん鵜飼いの鵜は、鮎を食べません。食べられません。

手ぬぐい

本来の目的は、キャラクターデザインではなく手ぬぐいのデザインをすること。漁師さんと船を加えて鵜飼いらしさを出しました。鵜は、仕事をさぼって花火見物。見上げることでくちばしの形がわかりペンギンと言われないようになりました。

でも予算がたりないので一色になりました。

おまけ

「うーすけ」と鮎を食べちゃう鵜飼い仲間の「わるすけ」

グッズの開発&販売

まずは、開発慣れてしているバッジ、コースター、アロマカードを日田杉を使用して開発しました。バッジとアロマカードは、色付け体験も楽しむことが出来るようになっています。

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