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ブランディング 2

こんばんは、冷水です。

前回の続きです。まずはおさらいです。

ブランディングは4つに分けられます。

コーポレートブランディングは○○だが○○でない。

プロダクトブランディングは利益が大きい所を見極める。

ブランディングとは付加価値を伝えたり、体験させること。最近は体験がキーワードになってきていますね!

なぜスタバは一杯500円でマクドは100円なのか?

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というマーケットブランディングとセールスブランディングの事をお伝えします。

③マーケットブランディング

さぁ皆さん、考えて頂けましたか?

ステータス?SATCなどでのブランディング?笑顔の接客?

それもあるでしょうが、ここでは「なぜ?」の深掘り。 why&whyをする必要があります。

本質→構造→現象なので、構造、つまりビジネスモデルとしてFC(フランチャイズ)か直営か。ということです。

もしあなたがマクドのオーナー様なら儲けたいですよね。ハンバーガーの値段は変えられないので数を取るしかないです。つまり回転率をあげるため座席数を増やします。

店舗の面積は変わらないので必然的に1人あたりのスペースは40㌢ほどになります。あんまりゆっくりできないですよね?だから500円で売れるコーヒーも100円で売らなければならなくなります。ちなみにマクドはノウハウがあるのでいいですが、普通のカフェがこれをやると絶対にダメです!

逆にスタバは直営のみで、座席がゆったりしていてソファー席もあります。1人あたりのスペースは1~2mくらいでしょうか?ですので儲けfirstではなく、ゆったりしてもらう(サードプレイス)ので一杯500円で売れるのです。

④セールスブランディング

サービス以外のもの(付加価値)をPRすること。つまりサービスを売りたければ商品をPRしてないけない。

例えば、YAMAHAピアノ教室。YAMAHAはピアノを売りたいが、いきなりピアノは売れませんよね。100万からしますし。ですのでまずはピアノ教室を売って、今から本物の鍵盤の打鍵感に慣れていた方が上達が早いですよといって、向こうからピアノが欲しい!とさせます。

ほかにもABCクッキングはクッキング商材を売る前にクッキングの楽しみ、体験を売っています。

店舗のブランディング 価格を上げる3つの価値

①空間付加価値 インテリアなどオシャレな空間に付加価値をつける。ただし、コストがかかります。

②商品付加価値 良いものを使う。飲食店では高級食材、美容院ではブランドシャンプーなど商品自体に付加価値をつける。ただし、これもコストがかかります。

③サービス付加価値(エンターテイメント付加価値) 美容院でしたらアロマを選ばせて、次回来られた際もこの香りでしたよね?と同じ香りのアロマにする。整骨院などでしたら○○はどうでしたか?など前回までの会話の内容や生活習慣などを覚えておくといいですね!

これにはコストもかからないのですぐできます。つまり自己重要感を与えるようにしましょう。

まとめます。

マーケットブランディングはなぜ?の深掘り。どういう構造かまで考える。

セールスブランディングはサービスを売りたければサービスを売るな。

価格を上げるならサービス付加価値の徹底。

いかがでしたか?2つの記事でブランディングとはなにか?今すぐ出来ることはなにか?どうすればいいか?がご理解頂けましたか。

ブランディングはすぐに出来るわけではないので、出来上がるまで粘り強くやっていきましょう!

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