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快適な同居嫁ライフのために、小さなギブをコツコツと:返報性の原理

人というものは、何かを与えられると、お返しをしたくなる生き物です。
これを「返報性の原理」といいます。

ビジネスでよく利用される心理ですが、もちろん人間関係を円滑にするためにもつかえます。
家族だって立派な人間関係。
嫁姑関係に「返報性の原理」を利用しない手はないでしょう。

他人はわかりやすくないと気づかない

あえて言いますが、嫁さんと姑さんの関係というのは、もともと「赤の他人」です。
肉親でも難しいのに、他人の気持ちを「察する」だったり「理解する」だなんて、できないと考えたほうが賢明です。

だからこそ、とにかくわかりやすく。

お掃除なら、見えにくい部分より見えやすい部分を。
贈り物なら、見えにくいプレゼントより見えやすいプレゼントを。

恩着せがましいのはアウト

ただし、あくまでも「相手がしてほしいと思っていること」をするのが重要です。
してほしいわけでもないのにあれこれされると、人は恩着せがましく感じてしまいます。

普段の会話で情報収集を

「してほしいこと」を知るためには、情報収集が欠かせません。
そのためにも、姑さんや舅さんとできるだけ会話します。

今、どんなことに困っているのか。
今、どんなことがしたいのか。

わたしはあまり口数が多いほうではありません。
それでも普段している世間話の中から、ヒントを探っていきます。

「ありがとう」を求めない

そして大切なこと。
返報性の原理を利用するとは言いましたが、あくまでも「自分が勝手にやっている」という大前提があります。

なので、姑さんや舅さんからの「ありがとう」という言葉を求めてはいけません

姑さんや舅さんにもプライドがあります。
どんなプライドなのかはわからなくても、本人にとってはとても大事なものだったりするのです。
自分より立場が下の相手に「ありがとう」と言うのが苦手な不器用さんも、世の中には多くいます。

わたしも「ありがとう」となかなか言ってもらえずに、諦めたくなることもありました。
ですがそこは自分の器を育てるチャンス。
でっかく、ドーンと構えていきましょう。

快適な同居生活が最高のお返し

わたしの場合、半年くらいで変化があらわれました。

姑さんはほとんど小言をいわなくなりました。
舅さんは積極的に話しかけてくれます。

家にいる時間がとても快適になりました。
わたしは在宅ワーカーなので、家の快適さは最重要事項です。

快適な同居生活を送らせてもらえること。
わたしにとって、それが姑さんや舅さんからの最高のお返しです。

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