「同僚がうつ病になった……」
どうも皆さん、未完です。
今日は、先日起きた職場でのお話をさせて下さい。
数日前、同僚から話があると呼び出された。
「転職かな?」と予想を立てて話を聞くと予想外の告白を受けた。
『うつ病になった』と……。
驚きで言葉が出てこなかった。
今のご時世「うつ病」の病名を聞かない方が難しい。いろいろなメディアで発信されて、芸能人などもうつ病になり活動休止というニュースもよく聞く。
けれど、自分の生活圏内でうつ病になった人は初めてで……。
とても驚いた。
うつ病に関しての少ない知識を頭から引っ張り出して同僚と会話を続けた。
同僚からの受ける言葉は不安にあふれていた。
当たり前だ。話を聞いている僕ですら動揺しているんだから、本人の戸惑いは計り知れないだろう。
彼の発言を一言でまとめると……。
「何をどうしたらいいのか分からない」という感じだった。
会話の内容はあちらこちらに飛び回りまとまりが取れていなかった。
仕事の話、家族の話、恋愛、お金と話題があちらこちらに飛び回るのだ。
そんな会話の中で、彼は車を運転していて何度もぶつかりそうになったといっていた。
その時の会話は、「とにかく、今日は車の運転に注意して家に帰ってゆっくり休みをとった方がいい」と言って別れた。
少し落ち着いて彼になんと言葉をかけたらよかったのかを考えた。
しかし、考えても僕が彼にかけてあげることができる言葉を思いつくことができなかった。
その代りに、もっと彼の話を聞くべきだったのでは?と考えた。
彼の話を聞いていて感じたのは『不安』の感情。
その不安に対して周りが言葉をかけるのは難しいと感じた。
僕もそうだけど「自分の中で生まれた不安は自分で対処するしかない」からだ……。
人からの言葉やアドバイスがヒントになることはある。けど、最終的な答えを出すのは自分自身にしかできないから……。
触れすぎてもいけないし、かといってほっておく訳にもいかない……。
本当に難しいことだと感じた……。
近いうちに一度、食事にでも誘ってみようと考えている。
彼の話を聞く。
きっと、気の利いた言葉やアドバイスはかけてあげられない……。
けど、彼の話を聞こうと思う。
話を聞くとこしか出来ないけどそれだけでもいいのかな?
おいしいご飯を食べてゆっくり話を聞いてあげたい。
こんなことしか出来ないし、大きなお世話かもしれないけど……。
ん~~難しい。
僕には答えが出せない……。
すみません、今日はここまでありがとうございました。
※人生って本当にいろいろあるんだなぁ……未完。
読んでいただいてありがとうございます。面白い作品を作ってお返ししていきたいと考えています。それまで応援していただけると嬉しいです。