『練習の基本』
本日は『練習』について記事を書きます。よろしくお願いします。
皆さんは、現在練習していることはありますか?
・学校や資格の勉強
・スポーツの練習
・絵や楽器の練習 など
誰でも何かしらの練習をしてると思います。取り組んでいる課題によって、具体的な練習の内容は変わります。
しかし、『練習の基本』は全て共通しています。
今回は『練習の基本』を紹介し、正しい練習の方法を書いていきます。現在、練習をしている全ての人に役立つ内容となっています。きっと参考になるはずです。
練習の基本① 『練習は1日15~30分にする』
1つ目の練習の基本は、『練習は1日15~30分にする』です。練習ときくと、長時間の練習をイメージする人が多いと思います。しかし、基本的に長時間である必要はありません。理由は、長時間だと続かないからです。
POINT①:継続出来る量からスタートする
1日、2日の長時間練習なら可能でしょう。しかし、1日、2日の長時間練習で習得できるスキルはありません。スキルの習得には、継続が絶対に必要です。そのために、継続出来る量からスタートしていきましょう。
POINT②:時間を増やすのは最終手段
「けど、15~30分では足りないのでは?」という疑問が浮かびますよね。その疑問は、正しいです。最終的には、練習時間を伸ばしていきます。しかし、時間を延ばすのは最終手段です。まずは、毎日15~30分の練習を継続することに集中しましょう。
POINT③:習慣化には最低でも80日かかる
「いつになったら時間を延ばしていいですか?」
期間がはっきりしないまま、続けるのは難しいですよね。練習時間を延ばすタイミングは、80日を目安にしてください。人は習慣化に最低80日かかる。という、研究結果が出ています。80日過ぎたら、練習時間を延長しましょう。
時間を延長すると、練習がきつくなります。時間を延ばしたタイミングが、一番習慣が途絶えやすいです。ここ要注意です。きつい場合は、迷わず15~20分に時間を戻してください。習慣が途絶えるより、100倍ましです。
練習の基本① 『練習は1日15~30分にする』
POINT①:継続出来る量からスタートする
POINT②:時間を増やすのは最終手段
POINT③:習慣化には最低でも80日かかる
練習の基本② 『必ず記録をとる』
2つ目の練習の基本は、『必ず記録をとる』です。皆さん、練習した後に記録をとってますか? 「練習をやること」に集中してしまい。記録は、とらない方が多いのではないでしょうか? 練習と記録はセットだと覚えてください。
POINT①:具体的な数字を記録する
「何を記録すればいいの?」
記録の習慣が無いと何を記録していいのか? が分かりませんよね。記録する内容は、具体的な数字です。
例えば、
・『時間』=練習した時間の長さ。※王道
・『量』=ダイエットなら体重、勉強ならページ数、筋トレの回数 など。
要するに、具体的な数字(数えられる数)を記録するわけです。記録をとることで、練習の進捗度が可視化されます。これにより練習の効率が上がります。
POINT②:失敗を記録する
次に大切なのが、失敗を記録するです。これが中々、難しいです。何故なら、人は自分の失敗を認めたくないからです。しかし、失敗こそが成長への鍵です。「成長のためだ!」と自分に言い聞かせて、失敗を記録しましょう。
よく間違える問題。
我慢できずに食べてしまった日。
どうしても失敗する曲フレーズ。
空振りしやすい球種 など
失敗の記録と同時に、原因を記録すると効果が増します。「何故失敗したのか?」 原因は具体的な内容以外にも、感情的な理由でもいいです。「体調が悪い」や「イライラしてたな」などでもOKです。思い当たる原因をたくさん書き出しましょう。
POINT③:記録をもってフィードバックする
POINT①、POINT②で、記録のとり方について話しました。POINT③では、記録を何に使うのかを説明します。
記録はフィードバックに使いましょう。要するに、改善や復習を行なう場面で使います。記録をみて、課題の進捗を確認したり。失敗の理由を知り、改善が必要な部分を明確にします。
フィードバックのタイミングは、目標や計画を立てるときがベストです。記録をもとに、フィードバックしながら計画を立てる。そうすれば、目標達成率も上がります。せっかくの記録です。最大限活用しましょう。
練習の基本② 『必ず記録をとる』
POINT①:具体的な数字を記録する
POINT②:失敗を記録する
POINT③:記録をもってフィードバックする
練習の基本③ 疲れなければ練習ではない
3つ目の練習の基本は、『疲れなければ練習ではない』です。
「いやいや、練習をしたら疲れるのは当たり前でしょw」と思いますよね。しかし、人間には慣れという性質があります。この慣れが曲者で、いつのまにか練習の効果を狂わせます。この慣れに対しての注意点と練習の負荷について説明します。
POINT①:練習自体が目的ではない
練習の慣れで、一番注意したいのは、練習に慣れて目的を忘れることです。誰しも目標を持って練習をはじめます。しかし、練習を繰り返す中で、練習をすること自体が目的になってしまうのです。
例えば、テストでいい点を取るために勉強をはじめる。しかし、勉強を繰り返す中で、「よし、今日も勉強できたぞ!」と勉強したこと自体に満足してしまう。この様に、勉強自体が目的になっているわけです。目標はテストでいい点をとることなのに……。
練習は目標を叶えるための訓練である。練習に慣れてくると、目的があいまいになります。練習を始める前に、『この練習は何のためにやるのか?』を必ず確認しましょう。目的・目標を見失わないためにも必ず行いましょう。
POINT②:多少の負荷がないと練習にならない
成長するためには、負荷が必要です。疲れなければ練習ではないと心得ましょう。これは慣れへの対策にもなります。慣れとは、負荷をあまり感じない行動に芽生えます。つまり、慣れを感じる行動は、あまり成長に繋がっていません。
慣れを感じたら負荷を増やすタイミングです。上記でも説明しましたが、人は80日たつと習慣化が完了します。つまり、80日ごろに慣れを感じはじめるということです。
人は楽をしたがる生き物です。メリットもありますが、練習や成長に関しては悪い性質です。心を鬼にして、練習に負荷や疲れを感じるか? をしっかりチェックしましょう。
POINT③:負荷を上げるときは、時間じゃなく練習内容を変える
上記の2つのPOINTをまとめると、成長するためには、慣れを感じずギリギリ負荷を感じる練習メニューが必要となります。難しいですね。
・負荷をかけすぎると練習自体が嫌になり練習を止めてしまう。
・負荷を軽くしすぎると成長に繋がらない。
上記2つを避けるために重要なのが、負荷の上げ方です。練習の負荷を上げる場合、真っ先に練習の時間を延ばすことを思いつくはずです。しかし、それはNGです。
ここで【練習の基本① 『練習は1日15~30分にする』】に繋がります。
練習の基本①で説明したように、時間を増やすのは最終手段です。練習の負荷を上げるために、時間を延ばすことはやめましょう。
練習の負荷を上げる場合注目するのは、練習内容です。時間の長さで、負荷を増やすのではなく。練習の内容を変化させることで、負荷を増やします。
例えば、20分で英単語10個覚えられるようになったら、12個に増やしたり。20分で腕立て50回できるようになったら、腕立て30回、スクワット30回など。
このように練習時間を延ばすのではなく。時間内での回数を増やすか練習の内容を変えて負荷を増やしていきましょう。こうするとこで、慣れることなく負荷もかけ続けて成長に繋がります。
練習の基本③ 疲れなければ練習ではない
POINT①:練習自体が目的ではない
POINT②:多少の負荷がないと練習にならない
POINT③:負荷を上げるときは、時間じゃなく練習内容を変える
まとめ
以上が、『練習の基本』の内容になります。最後に、もう一度まとめておきます。
誰もが毎日何かしらの練習をしていると思います。練習をしている人にとって。今回の記事『練習の基本』がきっと役に立つはずです。
「目標を達成したい!」「成長したい!」と願う人の役に立てれば幸いです。一歩ずつ、成長していきましょう。それでは、本日はここまで。
ありがとうございました。
読んでいただいてありがとうございます。面白い作品を作ってお返ししていきたいと考えています。それまで応援していただけると嬉しいです。