まとまらない今を生きる
日々の思いを書き綴ること8年。
書くこと、書き続けることが、自分にとっては大事な作業だったと改めて思う。
人は、一定のリズムでは生きられない。
楽しい時期もあれば、気持ちが落ちる時期もある。仕事へのモチベーションが上がる時もあれば、下がる時もある。人と会いたい時もある。一人でぼぅっとしたい時もある。
それが良い、悪いとかではない。
人生にはリズムがあるんだな、と思うことで楽になる時がある。
上がったら下がっていく自分も、停滞し退屈している自分も、だんだん通常モードに戻っていく自分も。どんな自分で居てもいい。つらい時に自分を責めることはないし、無理にコントロールすることもない。
「今の自分は、この状態にいるんだ。」
と、思うだけ。
ここで考えるのをやめるのが難しいのだけれど、それ以上考えてもつらさへの答えは出ない。眠れなくなるほど悩むことはなるべく避けたい。腫れた目をして人に会うのもまた憂鬱である。
気持ちがまとまらないことに対して、そこまで不安に思わなくていい気がしている。人生、そんな時もあるのだ。自分が何を思って、何を考えて、どうしたいのか、わからない時があったっていい。
出てきた気持ちをそのまま感じる。
受け入れるとか、認めるとか、褒めるとか、許すとか、そういう作業は時に置いておこう。その作業が案外自分を無理をさせている時もある。
まとめなくていい。
まとまらなくていい。
時に心の整理がつかなくなる私を、私自身が把握する。
それだけで安心して生きていける気がした。