島時間という時間感覚が教えてくれたこと
こんにちは。RELATIONS代表の長谷川です。
先日有給休暇を頂いて、石垣島・西表島へ家族と行ってきました。
普段は仕事に没頭しているので、家族と向き合う時間が取れていないという罪悪感や自分自身も自然の中でのんびりしたいという気持ちもあり、仕事とは距離を置き、家族と自然に存分に向き合う時間にしました。
また、私の大学時代の友人が西表島から船で10分ほどの鳩離島を購入し、キャンプができるように整備し始めているので、その視察も一つの目的でした。
石垣島では、サバ二船という沖縄の伝統的な造船方法で作られた帆船に乗りました。サバ二船の造船やツアーをされている会社の代表の吉田さんも面白い人で、東京から石垣島へ移住し、伝統的な造船技術を師弟関係で学び、今に復活をさせている方です。サバニの語源は、沖縄ではサメのことをサバといい、ブニとというのは船のことです。それらが合わさってサバニになったというのが有力な説とのこと。
ゆったりとサバニ船で風に任せて沖まで出て、シュノーケルをする体験は子どもたちも大満足でした。もし石垣に行く機会があったらおすすめです。
石垣島の最北端へ宿泊していたこともあり、空一面に広がる星空は夜の楽しみでした。泡盛に星鑑賞をしながら、家族とゆったりと語り合う時間は最高のひとときでした。
そして、鳩離島です。google mapで位置と航空写真で見るとこんな感じ。
この1年は草刈りをし、ビーチクリーンをしながら徐々に整備してきたとのこと。見晴らしの良いところにウッドデッキを作り、キャンプができる状態になったとのことで、そこを見て、近くのビーチで子どもたちとシュノーケルをしました。
旅をしながら東京での時間の流れから石垣島、西表島での時間の流れに変わり、場も変わることで際立って感じるのは、東京と沖縄での”時間の流れの違い”です。
”島時間”という言葉もあるくらい、ゆったりと流れていきます。
その時間軸の中にいると、日頃、なぜそこまで焦っているのだろうか。何を生き急ぐ必要性があるのだろうか。という問いが立ち上がってきます。成長を前提する社会があらゆるものやことのスピードを速めています。島の人たちと関わるとそれが不自然なようにも見えてきます。不思議な感覚です。
私たち人間は、どこから来て、何を目指し、そして、どこへ向かいたいのだろうか。星空をゆったりと見ながら、改めて人生とは何かを見つめ直す良い時間になりました。
普段仕事をする中ではあらゆる物事があっという間に過ぎ去っていきます。今というかけがえのない時間をしっかりと味わい、内在化していくという時間も取れていないんだなとも感じました。
どちらが良い・悪いではないですが、今という時間への意識がより高まったように思います。
いつもと違う場所に立つことで、見えてくることも感じることも違うんだなと。旅をすることの重要さを改めて再認識しました。
今日はこんなところで。ええ一日にしていきましょう!
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