#幸せとは～誰かのために花を飾れること～

ゴッホは、ゴーギャンと共同生活を始める際、絵を飾ろうと決め…ひまわりを描いた。その絵で儲けようなどとはしていない。ただただ、ゴーギャンのために一心不乱に絵を描いたのだ。

ゴッホのあしあと (幻冬舎文庫)

誰かのために何かをする。

まるでそのことが、この世で最も尊いことであるかのように、私には感じられた。

✎︎＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

一人暮らしが長いです。

最近になってようやく、本当の意味で一人暮らしができるようになってきたな、と思います。8年越し。

ご飯も作る、掃除もする、エアコンのフィルターや換気扇だって掃除する。シャツにはきちんとアイロンもかけるし、毎朝窓を開け空気の入れ替えもする。

だけど、日常を過ごすその空間に、少し彩りを持たせたくなりました。

私はゴッホみたいに絵は描けないけど。本物を愛でることはできるんじゃないかな。

誰かが家に来るから、その人のために花を飾る

これをすることが、生きる楽しみの一つになりました。

なかなか機会が訪れなかったけど、先日ようやく実践。大学時代の友人が、遊びに来てくれたのです。

その子をイメージした花をお花屋さんで選び、家にある瓶に生ける。その時間が、とてもゆっくりとした幸せな時間に感じられて、心から嬉しくなりました。

その子も喜んでくれてよかった。ありがとう。