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課題に直面した時に達成精度を高める考え方

どうも ゆうじろうです


会社、組織で働く事に慣れてくると、
問題が発生した時の
落とし所、つまり
この問題は現実的には、
この辺りを目指せば行けるだろう
という事が感覚的に分かってきます。

なんか書いてて、
無難なところに収めてるいるだけでしょ?
って自分で突っ込みたくなりますが、

無難な選択をせざるを得ない場合以外にも、
普通にこのまま行けば、

100の地点までしか行けなかっただろう所を

110,120、…と問題を解決しながらも
目標(製品でいうと基本仕様の)もう少し先に、たどり着くための方法(考え方)についてが今回のテーマです。

まず、イメージしやすいように問題を仮定します。

例えば、
「製品開発中のテストである数値が少し目標を超えてしまった」
という場面だとします。


元々の目標値なので、
それを達成するのがまずはエンジニアとしての仕事です。
あの手この手で調べて、原因、調査対策を実施して、何とか達成の目処を立てます。

しかし、そこにはトレードオフが発生します。
トレードオフというのは、
あっちを立てるとこっちが立たない状態です。
今回の例でいくと、一つの課題は解決する見込みは立ったけども、
・コストが上がる
・他の仕様が未達成になる
という事態になるという事です。

ではどうすればいいのか?

□俯瞰的に本質をみる



特に経験が少ない、正確にもよりますが、

一つの問題があると他が見えなくなる事があります。
これは当事者となれば、よく陥る状態です。
目の前の課題をなんとかする事に固執してしまって、他の事が見えなくなる状態です。


なので、
俯瞰的にその問題の本質を問い直す必要があります。
この例だと具体的には、
○もっと違う個所に問題がないか?
○その数値は絶対に必要か?

などもう少し立ち戻って考える事です。

そうする事で、
○こだわっていた箇所ではない所を改良できないか?

○実はその数値目標よりも、
もっと本質的な別の指標(目標数値)に置き換える事は出来ないか?

という視点で見る事です。

□もう一歩を提案する



普通の人は無難な所に落とそうとします。

今回の例だと

「これは達成できないので、コストをかけてさらに、このスペック(もっと重要な…)を落とす事で実現出来ます」

という意見が出てきたりします。
全然面白くないですよね。

そこで

俯瞰した見方と合わせて、
解決するだけでなく、
ついでにもっと上を目指すくらいを提案する
という事です。

そもそも
「目の前のの課題を解決するのがやっとだ」
と考えている人からすると
とても無理のように思える事を提案するという事です。

通常であれば、管理者やリーダーがその役目を持つべきですが、
発言する人がいないなら、誰が言ってもよいと思います。

□まとめ


課題に直面した、場面だからこそ
俯瞰的なみて、本質を考え、少し高い目標をあえて提案してみるという考えを持つ事で
意外に思った以上の結果に結びつけると思います。

今回の似たような場面で、私は上記のような質問をチームメンバに投げかけて考えて貰いました。
お陰で時間とコストもかける事なく、
製品価値を落とさない目処を立てる事が出来ました。
(一時的にはバタバタしましたが…)


あんまりやると嫌われるかもしれませんが、
(笑)
あなたが上司で
まだこの仕事もいけるな
と思えば、

「じゃあ、あれも残り期間少ないけど、やってみようか」

と無茶ぶりしたりすると、
いざという時に対応できる人材が育成できる
と思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました! それでは、今日も良いI日を!





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