見出し画像

日記 2023年11月27日(月)

午前八時起床。コーヒーを飲んで一週間のスケジュールを確認する。それから歌詞を考える。なかなか良い一日の始まりじゃないか。

在宅の日は本当に誰とも話をせずに終わることが多いが、これ実は相当異常なんだろうな。当然のことながら運動量も減る。動かなくて良い「楽」をとることのしっぺ返しはどこかに表れるのだろう。
というわけで、仕事が終わると散歩に出る。日が落ちてぐっと冷え込むこともあるが、すたこら歩くにはまだ快適な季節。月が綺麗だ。歩くと脳みそも歩き始めるのがいい。ずいぶん前、ある画家の日記に「一日にせめて二時間は歩かないと脳の調子が出ない」とあるのを読んで、なるほど確かにと思った。思考がどんどんクリアになるのだ。
僕は車に乗らないので、よく歩く。終電を逃してもよく歩く。ゆったり歩くのが好きだ。たまにロングストライドでものすごい速さで歩く人を見かけるが、あんまり速い人は苦手だ。

「生き辛さ」という言葉がある。あれってやっぱり誰しも感じていることなんだろうな。一切皆苦とブッダも言っているわけだしな。きっとそれを見せずにみんな必死に生きているんだろう。器用そうな人も世渡りのうまそうな人も。そう思うとどんな人でも愛おしく思えてくる気がする。「見えないだろ?実はさ、、、」っていう具合なんだろう。なぜこんなこと考えてるのかわからなくなるが、歩くとはそういうことでもある。

新曲を早く形にしたいが今日は足踏み状態。ギターを抱えて開いたノートと長いこと見つめ合った。書けない時の対処法は「なんでもいいから何か書く」で、とにかく思いついたことを書いた。意味不明なそのページを開くところから明日を始めればいいのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?