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片づけが苦手な人は、とにかくモノを減らす

モノを減らすだけで結構気持ちが前向きになったり、頭の中がクリアになったりする。私はもともと片付けられない人間。今も。

モノをたくさん持っている人でも、綺麗に整理整頓されている家もあり、すごい尊敬する。
私の場合、片づけられない原因の一つに「空間認知能力」が低いという自覚がある。

空間認知能力とは、空間にある物の位置・形・大きさ・速さ・向きなどを、素早く正確にとらえる能力のこと。空間認知能力が高い人は、実際に目の前にない物でも素早く頭の中で結び付けてイメージすることができます。

日常の場面では、地図を見て行き先を把握する、バスケットボールやサッカーのゴール位置をとらえ正確にボールを放つ、展開図を見て出来上がりの形をイメージする、といったようなときに発揮される力です。

空間認知能力が低いので、地図を見て目的地にたどり着いたり、自分が今いる方角がわからなかったり、車の駐車が苦手だったりと、日常生活を送るうえで結構ハンデになったりする。

片づけにも、空間認知能力って大切だと思う。
片づけが不得意のため、モノがたくさんあると、どこから手を付けていいか、(注意散漫さもある)その空間に綺麗に収納するためにはどうしたらいいか?という考えることが苦手だ。

ズボラな性格もあって、モノが多いと収納場所にもどさないし、綺麗にディスプレイしたりできないし、、、大変。すぐ散らかってしまう。片付けに向いていない脳なのだと思う。

整理整頓する際に必要なのは空間にある物量がどれぐらいで、どの場所に収めればいいのかを視覚・理解系の脳番地を使った上で運動系脳と連携し行動に移さなければなりません。しかしながらこれが苦手な人の多くは、思考・理解系が弱いので、目で見た状況(物量)を的確に把握できないのです。空間認知能力が低い人も多いです。さらには運動系との連携もスムーズではないので、状況判断ができないことで面倒になってしまい、整理整頓するという行動に結びつかないのです。

ただ散財したくないという気持ちが勝っているからか、
モノをたくさん買ったりすることはないので、モノが極端に増えることはないから今のところ助かっている。
「あー、買いすぎた。失敗したな、次からは気を付けよう」という積み重ねなのかも。

でも物欲というのは時々やってくる。
自分のモノが欲しくなるパターンを知っておくといいかもしれない。
物欲は無意識なので、何故これが今欲しいのか?何のために欲しいのかを一回立ち止まって考えてみることが必要。
(人に合う頻度が増えたとき、人に良い風に思われたい、忙しくてストレス発散したいなど)

すっきりした暮らしをしたいのであれば、私のように片付けがヘタクソな人は、とりえずモノを捨ててみることをオススメする。
脳もクリアになって、何か新しいこと始めてみようかなっていう気分になります。
整理整頓は一回やったらおわりではなく、定期的に見直しが必要。
生活スタイルの変化に合わせて不要なものは手放す勇気もいるし。
片づけや暮らしって奥深いなと思う。

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