【節分】鬼が来るよ!がダメな理由
あっという間に1月が終わっていました...
1日24時間じゃ足りませんね笑
さて、今日は節分です👹
【心の中の鬼をやっつけよう】
節分は子ども達が嫌いな行事NO.1かもしれません
だって鬼が来るのって怖いですもんね😨
「鬼が来る」ということばかりが先行してしまうのですが、本来の節分の豆まきとは
季節の変わり目などに起こりがちな病気や災害などを鬼に見立てて、それを追い払うための儀式でした
いつから子どもを脅かす行事になってしまったのでしょうか😅
病気、災害、自分自身の心の中にいる悪い鬼をやっつける
そんな意味をしっかりと伝えていきたいですね
うちの園では豆まきをするにあたり、各クラスで鬼退治のストーリーを作り、それに見立てて鬼役が動きます
あるクラスはクラスに罠をしかけて、鬼を驚かし、最終的にはみんなで鬼とダンスをしながら園内から出ていってもらったり🕺
あるクラスは鬼と仲良くなるために豆は投げず、一緒に遊んでもらって良い鬼になってから退場してもらったり
子どもの発想って面白いですよね笑
鬼の姿を見せない節分というのもありますが、今回うちの園では上記のストーリー性から採用されませんでした👹
ちなみに節分の時期になるとよく聞こえてくる
「鬼に来てもらうよ」
「鬼が来るから良い子にしようね」
しつけのためにという思いも分かりますが、これは絶対🆖です
大きな理由は2つ
①使った相手に子どもは不信感を抱くようになります
②恐怖による支配はエスカレートします
結局「鬼なんか来ない」と分かる時期が来るわけです
その時に鬼が来るという手は使えなくなってしまうので、このように恐怖で支配していると、より強い高圧的・否定的な言動による支配をせざるを得なくなるのです
鬼やおばけなど安易に使うしつけは、恐怖をエスカレートさせるという未来につながってしまうわけですよね
という理由で、私は職員達にも絶対🆖ということを伝えています
大人である私たち自身も、心の中にいる悪い鬼...怠け鬼、サボり鬼、八つ当たり鬼、怒り鬼、挙げればキリが無いですね笑
そんな悪い鬼達を心の中から追い出す意識をもつ節分であったら良いなと思います👹
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?