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「年収2,000万円で麻布十番のタワマンに住めるのか?」日本における外資系企業の年俸構造【2022年度版】

Twitterは面白い場所だ。

年収1,000万円では豊かな生活はできないという人間がいたり、GAFAMの本社からもらったオファーを実名アカウントで公開する人もいるし、かと思えば年収の話なんか一つもしないのに楽しそうに生きている人もいる。

まさに人間模様だ。


さまざまな”年俸”


ちなみに後者のAmazonのオファーに関しては全ての合計である4,660万円が初年度の年俸になるわけではなく、入社ボーナス(サインアップボーナス)と株式報酬は2〜4年で分割されて払われることが多いので、仮に両者を4年で均等割すると初年度年俸は2,560万円になる。

まぁそれでも十分に高い訳だが、昔年収1,000万円クラブをやっていた4年前と比べると企業の報酬体系が随分と多様化した。例えば株式報酬一つとっても、昔はCliffと呼ばれる社員を引き止めるための条件を厳しく設定している会社が多く、入社後12ヶ月以上勤続し投げれば0になることもあった。

最近は随分と条件が和らぎ(人材獲得の条件競争もあるが、会社としてもフィットのない人間がCliffのせいでなかなか外に出て行かないというのはマイナス面が大きいと判断したのだろう)、入社一年目から四半期ごとのVesting(権利付与)になった会社も多い

「ところでうちは、年収2,000万円です」という世帯はタワマンに住めるのか


ところで、「年収が2,000万円ある」と聞いたときに想像する生活レベルはどんなものだろう。2,000万円を12ヶ月で割わると167万円だ。税金や社会保障費が40%だとしても、100万円は毎月使える。適正家賃を手取りの30%だとすると、月の家賃が30万円のタワマンに住んでるのかぁ〜なんて思っていないだろうか。

みんな大好き麻布十番にあるパークコート麻布十番ザ・タワーなんかに住める家賃である。
現在空きがある部屋だと50平米程度の1LDKだ。一人暮らしにはぴったりのサイズである。

ところがどっこい。そうはいかない。

外資系企業で年収2,000万円の人間が実際に住めるのは家賃18万円程度のマンションになる。もし港区にこだわるのであれば、東麻布、南麻布、元麻布、もしくは新橋や浜松町あたりまで足を伸ばせば住める物件を見つけることが可能だ。

住所は新橋だが、広さも適度だしなんなら同棲でもいける間取りである。

なぜか。それは外資系企業の年俸構造が典型的な日系企業のそれよりも複雑にだからだ。詳しく内容を見ていこう。

例えば以下は、俺が実際に初めて年収2,000万円のオファーをもらったときの詳細だ。

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