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あなたの悪意を恥ずかしく思う──ツイッターアカウント「ノーモア・マヌケ」に抗議する

アカウント名「ノーモア・マヌケ」さんが8月24日に連投した、8通のツイートに強く抗議します。

・該当ツイートは下記URLから閲覧できます

 https://twitter.com/no_more_manuke

これらのツイートを読んで、Dはショックを受け、落胆しています。こうした匿名の悪意を目の当たりにしてなお、穏やかな気持ちでいることは、とても難しいことでしょう。Dは、一連のツイートを読み、「羞恥心を感じた」と言っています。わたしたちも、同じ気持ちです。理由は後ほど説明します。

まず、内容について誤りを指摘します。Dを、2017年にノーリミットソウルの準備過程で起こった出来事(ツイート内では「ノーリミットセクハラ事件」)の当事者であるかのように語るのは間違っています
詳しくは、以下のD本人へのインタビュー、および「出来事の主な経緯」をお読みください。

・Dへのインタビュー(前編)
 https://note.com/heyheyfriends/n/n26d076867d5f

・Dへのインタビュー(後編)
 https://note.com/heyheyfriends/n/n31eb1e0136cc

・出来事の主な経緯
 https://note.com/heyheyfriends/n/nd80d6bd08dc2

「ノーモア・マヌケ」さんのツイートは、本文中に記載こそされてはいませんが、2019年に匿名団体から出された韓国語の声明文の、日本語訳です。この匿名団体について、わたしたちは、その中立性に疑問を呈しています。この声明文についても、内容の間違いを、すでに指摘しています。
詳しくはこちらをご覧ください。

・出来事の主な経緯
 https://note.com/heyheyfriends/n/nd80d6bd08dc2

・平野さんから“2018年、渋谷の上映会で起こったこと”
 https://note.com/heyheyfriends/n/n6e59cfcc70d0

D本人も、この団体への公開質問状を発表しており、現在のところ、返答を待っている状態です。
一連のツイートは、こうした経緯を無視しています。
これは真実を明らかにし、解決に向かおうとする当事者の努力や希望を無視し、踏みにじる行為に他なりません。

過去のツイートを読んだ上での推察になりますが、わたしたちは、「ノーモア・マヌケ」さんを、「社会運動に関わる、匿名の、緩やかな個人の集まり」だと理解しています。
8月24日にあったツイートの連投には、一つの悪意を見るほかありません。この文章によって傷つけられている当事者 ──Dが、すでにその不正確さを具体的に指摘している文章を、あえてツイッターで拡散し、さらに傷つけるとはどういうことでしょうか。しかも彼女は、東京に足場をほとんど持たない外国人なのです。私たちは、同じ社会に生きる者として羞恥心を感じないではいられません。

そもそも、これらのツイートが引用なのか、自分たちの意見なのか、それすらもよくわかりません。反論を周到に回避しながら当事者を傷つけるやり方は、間違っています。
こうした行為を、わたしたちは先に発表した文章で、「いじめ」と呼んだのです。

Dの友人一同(2020年9月17日)
写真:D



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