簡単に実践できる投資戦略4選④

簡単にできる投資戦略4選①②③はこちらから。

最後にご紹介する戦略は、
暗号資産3~4つの銘柄を選んで
過去1カ月(30日)で
最も好調だった暗号資産だけに投資する戦略です。
（最も値上がりした銘柄が変わった場合は
すぐに切り替える）

そして、皆さんが選択した3~4個の銘柄の
過去1カ月の収益が
すべてマイナスに転換したら
すべての暗号資産を現金化し、様子を見守るのです。

投資対象：投資したい暗号資産の銘柄3~4つを選ぶ
投資期間：2014.2~2019.12
取引費用：全資産の0.2%適用

投資戦略
1. 選択した暗号資産の過去30日の収益率をチェックする
2. 最近の30日間の収益率が最も高かった銘柄に総資産の10%を投入する
3. 価格変動によって最近の30日間収益率が最も高かった銘柄が変わる場合は、すでに保有していた銘柄を売って、新しくトップになった銘柄に買い換える
4.選択した全ての銘柄の30日収益率がマイナスになった場合は全ての暗号資産を売って現金を保有する

この戦略の結果は以下のようになります。

この戦略の結果は
年換算収益率(CAGR)が29.1%、
最大ドローダウン(MDD)は18.8%でした。

1日以内に資産の1%が割れたのは64回(2.99%)、
2%が割れた場合は11回(0.51%)でした。

最近、最も流行ったり、
最も大きく高騰した暗号資産に乗り込む、
つまりトレンドにしっかり投資する戦略です。

暗号資産市場は2018年頭までには値上がりし続けましたが、
その後は値下がりや横ばいトレンドが続き、
収益率の改善に苦戦したことがわかります。

ここまで見てきた戦略は、
1日1回10分程度の時間を使えば、誰でも実行できます。

非常に単純な方法であるにもかかわらず、
現金の割合を十分に交えて大きなMDDを避けることができます。

つまり、下げ相場でのディフェンスが結構いいのです。

年平均収益も悪くありません。
もちろん、急騰する暗号資産1つに
全てを賭けて1,000%以上の収益を楽しむのは
少し難しいでしょう。

下げ相場でのディフェンス力がよくて、
横ばい相場でも持ちこたえることができますが、
一つの短所は高い収益を上げられなかった点です。

「投資というのは上げ相場で儲けるが、
横ばいと下げ相場では収益を出せないのは当然だ。
これくらいを教えてくれたのもありがとう」

と思って下さったら、とてもありがたいですが、
中の人はもっと良い戦略も知っています。

上げ・横ばい・下げ、どの相場でも
持続的に収益を出すリターンカーブを見せる、
そんな信じられない戦略が実際に存在します。

次のブログで公開します。

いかがでしたでしょうか？

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