キャリアチェンジをしてはや2週間。 …途中の下書きを掘り起こしたらほぼ1年経っていた

今までの仕事が苦しかった日々が嘘のように楽々~に過ごせている今日この頃。ぬるま湯過ぎて、今まで志していた使命感はとうに消えつつある。

なんかもう転職活動で祈祷された数々の団体には、落としてくれてありがとうと皮肉ではなく心の底から感謝の気持ち。本当にご縁だ。あと弱小転職エージェントのmaenomeryという会社にはいろいろ文句を言いたい気分。これはさておき。

転職したのは、子どもの頃住んでいた国の政府機関の日本事務所。ワークライフバランスがしっかりし過ぎていて、い、いいんですか?と驚きの連続。 

日本の子どもの福祉に関わりたいと志し、大学は福祉系の学部に入り、児童養護施設で実習を受け、社会福祉士の保有にまで至った。

大学卒業後2法人経験してきたけど、直近までいた組織ではなんだか心身削られていった。法人本部職員としていろいろ経験させて貰い多くを学ばせて貰ったけど、自ら望んで無賃休日出勤している姿勢を見せなければいけなかったり、18時以降の残業は当たり前で残業代はないけど代わりに会議出席代というものはあったり、お昼休憩は食べる時間だけで食べたらすぐ仕事に向かわなければいけない雰囲気(全員がそうしているから休みづらい)、理事長は親から受け継いだ法人で事業に対して熱意は皆無で現場職員をあいつばかだから、とバカ呼ばわりしていた。私には自分からこの仕事の環境を変えよう!というエネルギーはなかった。

終いには理事長私から借りたタクシー代忘れているし、チキンな私は言い出せず。

翻って今の職場、一人一部屋用意され、皆様いそがしいいそがしい言いながら笑顔、紙はカラーでいくらでもコピーしても良い、ドリンクバーみたいな機械で飲み放題、歩いて15分の所タクシー使って良いの?!と驚き、英字新聞雑誌読み放題、職場の備品使い放題、お遣いに行ったついでに上司がスタバ用のお金くれる、ごはん行ってなんでも経費で落ちる、お客さんの会社さん寄って15時くらいでもそのまま直帰してよろしい、1週間以上休み取れる、何より私にとっては給料が良い…
でも本国貧困層の税金が入っているのだから多少心は痛む。

これを読んでいる方の職場環境の方が整っているかとは思いますが、滋賀県で高齢者の身体介護、お世辞にもきれいといえない埃が舞う畳に足を踏み入れ汗だくで介護ベッドを組み立て、身長147cmの私にはやっとぎりぎりアクセルブレーキに足が届くハイエースで滋賀県内を走りまわり(でも琵琶湖やコスモス畑等の景色を楽しめた)、最初周りの職員さんの関西弁に引っ張られ自分の話し方がわからなくなっていた所に「東京の人そんなしゃべりかたせえへん!」と言われ私もわかんない…となっていたり、やっと東京の本社に帰ってきたと思ったらバレンタインで女性社員全員金徴収されて女性常務執行役員が選んだチョコレートが男性社員に渡される、年賀状の為の部署内社員の住所一覧シートが紙で回る(半強制)、若手女性社員は役職の人達に好みに合わせてお茶の提供、等々の環境にいた私にはカルチャーショックが凄まじすぎて感謝が有り余る。

ほぼ毎日定時退社なので、この空いた時間を有効活用しなければ、と思っている今日この頃。

料理上達しなきゃ、本をたくさん読まなきゃ、英語の勉強しなきゃ、編み物を覚えなきゃ、と出来なければいけないことはたんまりあ~る。



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