見出し画像

靖国神社の桜

春休みは終わり、各地の入学式で数年ぶりに桜満開🌸
そして、今日の雨風であっという間に桜が散って、春の準備は終了という感じ。
桜が散り始めると、また雰囲気が変わりますね。

先日上京した折、用事があった場所の近くだったので、ふらりと靖国神社にお詣りしてきました。

第二次大戦の英霊たちが祀られているとは知っていましたが、そもそもは戊辰戦争の戦没者を供養するため、明治時代に建立されたのだということを初めて知りました。

靖国といえば桜。
ちょうど見頃で、外国人観光客もたくさん見物に来ていて、桜の木の前でポーズを取りながら写真に収まっていました。

たくさん植わっている桜の木、一本一本に看板が巻き付けてあります。

 

それを読んで初めて、「あぁ、靖国神社の桜は全部、ここに眠っている仲間たちを想って供養のために、奉納されたものなんだ!」と気づきました。

ここに在る桜の意味を知って眺めていると、涙が溢れてきます。

日本を、家族を、大切なものを守るために命をかけて下さった人たちがいる。
その想いの積み重ねの上に、今私は生きているのだなあとしみじみ。

今年の春はなんだかいつもと違って、桜が咲いてウキウキ!お花見に行きたい!という感じはなく、人が少ない時に静かに愛でたいなと思ったのでした。

靖国神社でも、周りにたくさん人はいたけれど、きっと私だけ違う気分でそこに居たのだと思います。