こんなの読みましたよ。-『ぼそぼそ声のフェミニズム』
【ドウキ的読書感想日記】
『ぼそぼそ声のフェミニズム』 栗田 隆子
最近、こういうフェミニズム関連の本を読み漁っている。
ちまたには「フェミニスト」を肩書にする人たちが増えつつある。
私も女性起業家支援を20年もやってきたし、男女共同参画に関連するセンターなどにも20代後半ぐらいから出入りしている。が、じゃあ、私は「フェミニスト」と名乗るのか、と。
そもそも、フェミニズムってなんだろう。フェミニズム、ジェンダー、ウーマンリブ、男女共同参画などなど、その定義と射程が自分の中で整理されていないなぁと感じ、勉強中。
この本では、
「そもそも『女』だからといって、様々な支配や抑圧を『当たり前』のこととして受け止めることに『否』を伝えるのがフェミニズムだ、と私は解釈している。」とある。
そして、この「否」と伝える方法が、現行、従来の学者やキャリアウーマンといったハキハキと主張のできる「特権」をもった一部の女性たちとは違うんだ、と疑問を呈している。
そういわれると、ますます「フェミニスト」って名乗りにくいなぁ、私って何やってきたんだろう?とグルグル考えることになる。
道喜道恵(どうきみちえ)
ディークオリティー代表
元一般社団法人ハーサイズ 代表理事
NPO法人浜松男女共同参画推進協会 理事
ディークオリティー WEB:http://dohki.jimdo.com/
一般社団法人ハーサイズ®(更新停止) WEB:http://hersize.jimdo.com/