経営は「粗利×数量」で見る
先日MQ会計というものを学んだ。
経営をされている方なら
理解できるであろう財務諸表。
実は財務諸表には盲点がありました。
それは
利益を生み出すうえで
大事なQ(数量)という概念。
売上は
単価×数量(×頻度)で構成されますが
財務諸表では
その素数を無視しているから
利益を生み出すための
戦略がアバウトになりかねないということ。
もし、売上が10%下がったら利益はどうなるか?
①利益も10%下がる
②赤字の◦◦万円になる
③分からない
正解は③である。
なぜならば
売上でみている限りアバウトだからだ。
売上とは
Q×Pで構成されるから
QとPをそれぞれ見ないといけないのだ。
Q(数量)が1割減ったら 利益◦◦円(黒字)
P(単価)が1割減ったら 利益▲◦◦円(赤字)
頭の中で売上だけ(アバウトで)考えると
思いもよらない結果を生んでしまうかもしれません。
財務諸表はそういった
盲点から経営判断を間違える可能性が含まれている。
よって
どんぶり勘定で経営判断するのではなく
要素分解をすることが賢明だ。
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