今日、お母さん辞めます
特段、何かがあった訳では無い。
不登校の3兄妹との日常も、そつなくこなしていた。
ある朝、急に虚しくなってしまった。それは、いつもとなんら変哲のない、日常だった。
日常朝4時半に目覚ましが鳴る。昨日は22時過ぎても寝れなかったんだ。体が重い。布団の中でまどろんで、起き上がって時計を確認する。5時半。あぁ、起きるまでに1時間過ぎてしまったか。調子、あんまりよくないかもな、なんて考える。
カーテンを開けてお湯を沸かす。今日も一日をはじめなくちゃ、と思う。手帳を開いて予定を確認