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治療家が現場で使える栄養学~こむら返り編~


こんにちは!
横浜市都筑区センター南で整体院を経営している
佐藤宏隆(さとうひろたか)です。

治療家向けの栄養学となりますが
一般の方もお読みいただけます。

今回は『こむら返り編』

皆さんも経験があると思いますが、
毎回足がつってしまうという方いらっしゃいませんか?

筋緊張をほぐしても
低周波を当てても
鍼灸をしてみても
時には超音波を当ててみても
水分取ってくださいと言ってみても

変わらない方が
皆さんの現場でもいるかと思います。

ではなぜ『こむら返り』は起こるのか?
というところから掘り下げ栄養学的なアプローチを
ぜひ試してみてほしいと思います。



1 こむら返り(つる)とは

皆さんも一度くらいは足がつってしまった
経験はあるのではないでしょうか?

運動中、朝方の起床時、プールに入っているとき、
そして強者になると自分で足趾をわざとつらせたり
できる人なんかもいます。

では『つる(攣る)』とはどういうことなのか


こむら返り(腓返り、こむらがえり)とは、
「腓(こむら)=ふくらはぎ」に起こる筋痙攣の総称で
「足が攣(つ)る」とも言われる。

特に腓腹筋(ふくらはぎ)に起こりやすいため
腓腹筋痙攣と同義とみなすこともある。

他にも指・首・肩などもこの症状と類似した状態になる場合がある。

病態】
筋肉の意識しない持続的な強直性収縮である
筋の攣縮
を示し、有痛性である。

こむら返りを生じている筋は硬く収縮しており
局所の筋が硬く膨隆しているのがわかる。

筋攣縮の持続は数秒から数分であることが多く
特に激しい運動の後や、水泳後、睡眠中
見られることが多い。

特に睡眠中は眠気が吹き飛ぶほどの
激痛が襲うものの寝起きで早急に対処ができない為
起床後にふくらはぎの筋肉痛や寝不足が残ることがある。

原因】
原因疾患が無い良性特発性の筋痙攣
運動中または運動直後に発生する
運動に伴う筋痙攣は良性として扱われる。

良性では無い筋痙攣は、何らかの薬剤の
副作用、疾病や異常の症候として現れる事がある。

【症候】
脱水、電解質異常
(カリウム、ナトリウム、マグネシウム)
熱中症、下痢、利尿剤、血液透析、糖尿病

〇代謝性疾患
アルコール依存症、甲状腺機能低下症

〇神経系障害
末梢神経障害、神経叢障害、神経根障害
運動ニューロン疾患

Wikipedia

とあります。

つっている状態は筋肉の痙攣(けいれん)です。
簡単に言うと筋肉の誤作動です。

では正常な状態ではどう筋肉が収縮しているか

筋収縮とは
筋肉が神経の刺激などで収縮すること。
筋肉の短縮を伴う収縮(等張性収縮)と
伴わないもの(等尺性収縮)がある。

神経からの刺激が筋細胞内の小胞体に伝えられると
小胞体の内部の膜にたくわえられていた
カルシウムイオンが放出される。

その結果
マグネシウムイオンとアデノシン三リン酸(ATP)の
存在の下で、筋原繊維を構成している
アクチンとミオシン(アクトミオシン)が
相対的にすべり込み、筋肉が収縮する。

アクチン、ミオシンの
各フィラメントの長さは変化せず
相対的な位置の変化のみで
筋肉の全長が変わるわけである。

弛緩(しかん)はカルシウムイオンが
小胞体に再吸着されることによる。

筋収縮とはーコトバンク

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