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【妊娠8〜9週】9週の壁・つわり兆候も心拍確認できず

8w0d〜8w2d:はじめてのつわり(!?)

胸のあたりがモヤモヤする感じ、サッパリしたものなら食べられる食べつわり?のようなものはいままであったものの「吐き気」と「玄関の芳香剤にウッ…」となりました。

今週は、この日を皮切りに一週間実家に泊まることにしました。

8w3d:安産祈願

まだ安定期の戌の日*でもないのに、日が良かったため、相性の良い神社へ母と安産祈願へ行きました。

(*戌の日:安定期に入る妊娠5ヶ月目の妊婦さんが神社や寺院で安産祈願をし、 腹帯を巻く"帯祝い"をするのに適した吉日のこと)

8w4d、5d:腹巻と美容室

少し寒くなってきたので、西松屋で腹巻を3着購入。
田舎の店舗なので種類は少ないけれど、素材が良いものがいくつかありました。

8w6d:胸の張りが顕著に

胸のクーパー靭帯**が張ってきた週。
とりわけ、脇の下からトップにかけての部分を押すと突っ張ったような軽い痛みを感じました。

(**クーパー靭帯:バスト全体に張り巡らされており、乳腺を筋肉や皮膚に繋ぐことでバストが垂れることを防いでくれるコラーゲン組織の束のこと)

一般的に胸の張りは、排卵時から感じることが多かったり、はたまた何も感じない方もいらっしゃったり。

胸の張りを感じるのは、乳腺の発達のためといわれています。
乳腺は、出産後に乳汁を分泌するための大切な組織で、乳腺の増殖や発達には、以下、2種類の女性ホルモンの分泌が関係しています。

1)女性らしい身体をつくる「エストロゲン(卵胞ホルモン)」
2)妊娠を維持する「プロゲステロン(黄体ホルモン)」

どちらも妊娠後に分泌量が上昇します。

プロゲステロンは、生理前の黄体期にも分泌が増え、乳腺を活発に刺激する働きがあります。

乳腺内の血管を拡張する作用があるので、乳房が内側から押され、胸の張りに繋がるといわれています。

9w0d:腰痛が発生

妊娠して女性ホルモンの影響からなのか、お尻の筋肉が弱ってきたせいなのでしょうか。
デスクワーク中、腰痛発生!

以前使用したことのある骨盤矯正用?腰痛用?のクッションをひいてなんとか負担を和らげました。

9w1d:もしかしたら赤ちゃんが生きていた最後の日

先週一週間、実家に泊まりゆっくり休めていた私。

翌日、主人のお取引先様のパーティーに同席する予定があり、今夜は一旦、新居へ帰ることになりました。

しかし運転しながらの帰宅途中、過去に類をみない腹痛が発生。
暗い夜道、山を越えて新居までの一時間。店や灯りがあり、駐車しても怖くない場所まではとりあえず自宅を出発してから30分先まで走らなければなりません。

いつもであれば、そこそこ我慢できるため、自宅まで帰ってしまっていたものの、この日は我慢できずに30分先のコンビニ駐車場でたどり着いた後、15分ほど横になっていました。

いま思えば、この日が赤ちゃんが生きていた最後の日。
きっと最後のお腹の張りと痛みは、私になにかを伝えたかったのかな。苦しかったのかな。通勤しなければならず環境を代えることのできない両親で申し訳ない思いで、あと2ヶ月で引越しできるのでそれまで頑張ってほしいと願いました。

しかし、この日を境に、妊娠したことにより日々感じていたお腹の違和感がなくなってしまいます。

9w2d〜4d:足取りが軽くなり、胸の張りもなくなる

この数日は、主人の運転で遠出。
主人の会社の取引先さまの周年記念パーティーへ出席しました。

昨日までは、(胎動ではないですが)お腹に赤ちゃんがいる感覚があり、歩く際にも気をつけなければという下腹部に空気が入っているような感覚がありました。

また、胸の張りもありました。

しかし、この日から歩くときの足取りも軽くなり、顔が火照るような感覚もなく、胸もどことなく張りがなくなりしぼんでいきました。

9w5d:2度目の心拍確認エコーで、心拍確認できず

妊娠9週の赤ちゃん(平均)→→→私のベビ
・大きさ(胎児頭殿長:CRL):20~30mm →→→14.3mm
・胎嚢(GS):5.7cm  →→→?

苺1個分の大きさになるはずの半分しか成長していませんでした。

エコー器械には、前提条件を入力後、胎児の大きさなどから自動的に算出される「推定週数」と「出産予定日」。

私の場合、9w5dとなっていけなければならない週数が、7w6d。
出産予定日は、当初予定の13日も遅れていました。

産科医の先生は、エコーを見て「ん〜、ん〜〜〜。」と唸るようなリアクション。説明のため診察室へ戻りました。

主治医の先生は普段とてもフレンドリーなので、残念な結果をオブラートに包みながら「たぶん無理でしょう」というお話。

私は結果を恐れることなく確率を知りたかったので聞いてみたところ「ほぼ可能性なし」とのこと。

ここからは私が調べた中で不確かですが、流産の判断は心拍が動いていない判断を2回したところで確定するものだと思いました。

2週間ごとに診察には訪れていたものの、赤ちゃんが亡くなってから数日が経過しているとのこと。
「近いうちにもう一度来院できますか?」とのことで、3日後に心拍確認をして手術日を決めましょうとのことでした。

通常であれば泣いてしまうところ、妊娠の準備をせずあっという間にお腹に宿り、あっという間にいなくなってしまって、ショックよりも呆然としていました。

帰宅後、主人に伝えたところ、私の説明が淡々としていたことや不妊治療していた先輩から話を聞いていたからか、「しょうがないよね。」ということで納得。

9週目を越えられなかったいわゆる“魔の9週”の「稽留流産」は、私たち夫婦が赤ちゃんをもっと大切にしていれば防ぐことのできた事柄ではなく、染色体のエラーによる可能性が高いとのこと。

夫婦ともに高齢出産の年齢群であることもあり、流産する確率が30%であることを知りました。

主人は、「今日は早く休んでね」と何度もいって寝室にはなかなか入ってこず、鼻水をすする音が聞こえたのできっと泣いていたのかもしれません。

「次は、きちんと対策を練ってから、赤ちゃんつくろう」と心に決めた日でした。

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