マガジンのカバー画像

Hermeneutik を使用して

8
西洋哲学の西洋人の考え方や、物の見方、つまり哲学 文学、キリスト教、芸術などについて、 シュライヤーマッハ、ディルタイ、ガダマーたちの追究した Hermeneutikという如何に…
運営しているクリエイター

#レーヴィット

ニーチェ シャイで人間好きな哲学文豪   訂正版

ニーチェ シャイで人間好きな哲学文豪   訂正版

嬉し楽しき科学  二版への前書き 2回目 書き直し
1
この本にはもしかしたら、前書きが全く必要でないかもしれない: 最終的にずっと、不確実さが残ったままであろうから。それに、もしこれに似た様な事を体験していなければ、この本の前書きによってその経験に近づけられるかどうか。氷を溶かす様な生暖かい風の言葉で書かれている様でもあり: 恥知らず、不満足、矛盾、4月の変わりやすい天気が詰まっていて、またその

もっとみる
ハイデッガー 妻エルフリーデへの書簡  僕の愛しいゼールヒェン(繊細な女の子)

ハイデッガー 妻エルフリーデへの書簡  僕の愛しいゼールヒェン(繊細な女の子)

2005年に発行されたこの書簡交換は、かれらの孫娘、ゲルトルードが編纂、編集している。ゲルトルードは 祖母の遺言で、古い鍵を貰った。その鍵には絹のバンドが付けられていて、バンドには《この鍵は私の死後 孫娘のゲルトルード ハイデッガーだけが所持する》と手書きで書かれていた。それは古い木箱の鍵で、その中には、祖父マルティン ハイデッガーから祖母エルフリーデへの手紙や葉書、1915〜1970年迄が、ギッ

もっとみる
ハイデッガー ガダマー レーヴィット

ハイデッガー ガダマー レーヴィット



Dasein   In - der - Welt

レーヴィットは彼の著書『欠乏の時代に考える人der Denker in Dürftiger Zeit』中でハイデッガーの信仰について、批判した。               以前の投稿 カール レーヴィット参照     

ガダマーはHermeneutikを Sprechen Gespräch 話す 会話の中で、言葉の誕生について語っている

もっとみる
Karl Löwith カール レーヴィット

Karl Löwith カール レーヴィット

ハイデッガー 不足(欠乏)の時代に考える人 1960年

前書き 第二版 より

„もし、いつ迄も 学生として居続けたら、教師に敵意を抱く。        そして 君たちはどうして 私の花冠を毟り取ろうとしないのか? 君たちは私を褒め称える;  しかし どのように - もし 君たちのその称賛が ある日崩れ落ちてしまったら?“

注)学生として居続けないといけなかったら、と言える。つまり、その教師が

もっとみる