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アイディア規制法案

みんな無駄が大好きだ。
これはお世辞でも何でもなく、ただの皮肉だ。
なんでこんなことを書こうと思ったかというと、働く上で敢えて無駄な行動を取らなければいけないことがあるからだ。

何か提案をするとき、何かを決めてもらうとき、何かを進めるとき、会社という枠組では無駄が必要になってくる。

要望を具現化するA案、要件を満たしながら新しい価値を生み出すB案、2択に絞らせるためのC案がある。

このC案をわざわざ必要としている大人は多い。無駄な案を作って誘導を試みているのだ。

なんだか嫌だなと思いつつもそういうシステムの中で暮らしている。その機構の中で働いているとアイディア出しをする役割の私は核心めいたアイディアは最初には出さず、ある程度形が見えてから出すようになる。

お前も同じことしてるやんけ。と思われるかもしれないけどそもそも捨て案を作るような仕事の仕方をしていなければやらないよ。

まあそういうやり方の方が仕事が円滑に進むのはわかっているんだけどね。わかっているんだけど、なんだかなあと思うわけだ。

本当は同じ人間同士腹割って話して仕事を出来る関係の方が健康的で価値の高いものだと思うんだよな。



ここまでの文章は作ったうちの何案だと思う?
A,B,C


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