パワースポットブームの本質

いつも、お読み頂きありがとうございます。
皆様の記事が、とても、刺激になり勉強になります。
ありがとうございます。

今回は、ちょっと、古いですか笑、パワースポットについてお話しさせて頂きます。

よろしくお願いいたします。

近年のパワースポットブーム

正直、何が原因で、ご利益を期待したパワースポットのブームがやってきたのか、私には分かりません笑。

スピリチュアル思想に火がついたのは、TV番組のオーラの泉が、切っ掛けであったと思いますが、このブームと、パワースポットブームは、直結しているのでしょうか？

私の記憶では、結構なタイムラグがあった気がします。

何で、火がついたのでしょう？

気になります笑。

さておき、私は、一時期の奇妙なブームが沈静化し、良かったと思っております。

少しでも、お名前があるお社や、穴場的な寺社仏閣は、軒並み、行列が出来ておりました。

もちろん、それ自体は良いことだと思っています。

その土地の観光業や、他事業の発展、寺社仏閣の修繕費、運営費の面で、とても、効果のあることだと思うからです。

気になったのは、参拝される方の、「礼」に関してです。

「礼」というのは、作法のことではありません。心持ちのことです。

（正式な拝み方、参拝の仕方は決まっておりますが、神様、仏様、宗派によって異なりますし、難解です。また、形だけ整えれば良いわけではありません）

本来、神様や仏様は、お願い事をするお相手ではなく 、感謝やお礼を述べるお相手だと心得ております。

宮本武蔵様が「神仏を貴び、神仏に頼らず」と仰っておりますが、正にこれが、本来の形であると思います。

むやみやたらと、騒ぐことや、お社などを真正面から撮る行為、また、ご利益だけを期待した考え方は、とても残念なことではないでしょうか。

奇異な発言を致しますので、妄想であるとお思いください笑。

私は、神様は、実際に存在しておられると思っておます。
過去の説明のつかない経験と、学習からの推察です。

また、存在してはおられますが、私たちには、あまり関わりがないとも思っております。（ご利益という意味でです）

神様がいらっしゃっても、私たちに、関与することは、まず、ありえません。

希に、魅入られている方がいらっしゃるようですが、それは、あまりに特異な事例か、神様、御本人からではなく、ご眷属の方々からの影響である気が致します。

基本的には、罰も与えなければ、特別扱いもされないのが、神様という存在ではないでしょうか。

そうでなければ、人にとっては、よろしくないからです。

太陽は、空に輝き、地上を照らします。地上にいれば、その恩恵は受けられます。
近付きすぎれば、焼かれてしまいます。

普通に暮らしていれば、誰にでも恩恵はある筈です。

スピリチュアル、不思議の本質

スピリチュアル、不思議なお話を、世に発信してこられた先駆者の方々や、研究対象として、発表されてきた方々、何らかのお力をお持ちで発言をされる方々は、表向きな「ご利益」のお話をされてきたのでないと思います。

かような皆様は、みな一様に、「心の在り方」を発信されています。（noteの皆様も同じように思います）

京セラ創業者の稲森和夫様が、「人として、正しいことを、人として正しいままに」と仰れております。

まさに、このことを、精神面からお話しされたのが、スピリチュアルの本来の姿であり、パワースポットブームの本来の思想であったと思うのです。

終わりに

今の世の中を見ていると、疫病の本当の怖さとは、「精神、考え方に対する攻撃力にある」と思います。

もちろん、身体的に感染、発病することは、怖いことですが、政府や医療従事者の方々は、日々、戦っておられます。

間違いはあるのかも知れませんが、それこそ、我々は神ではありません。間違いも犯します。

このようなことは、全ての方々が分かっていることだと思います。

流行りの疫病は、この「分かっていること」を破壊する力を秘めています。

「流行り」の怖さは、「我先に」を呼び起こすことだと思います。

そして、それらと対峙する人間の能力が、理性、知性、「気遣い」の延長上にある神様論や、スピリチュアル思想だと思うのです。

そして、「間違いを犯す人間が、間違いを犯さないように」と見つめていらっしゃり、作用されるのが、神秘に存在される方々のお力だと思います。

最後まで、お読みくださり、ありがとうございます。

皆様がお幸せでありますように。