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初めて日々を呪った日の

渋滞を起こして腹を下す
その時その時の自分が亡霊になって立っている
許して欲しいと顔に書いたままこちらを見ている
成仏するために必要なものは全てもう水底に沈み
視線が背中に集まると目頭が熱くなり一枚一枚と捲られる皮
私が私を放り投げた日の空はまるっきり乾いていたはずで
匂い、湿度、中古品だらけの紛い物宝石
賢い子に育てなかった罰
もういなくなってしまった犬と老人
私の帰りをずっと待っていたんだって
情念を纏い続けている限りきっとものを作るよ
あの日を救えなったことを赦すためにある手
愛情と憂さ晴らし、得も言われぬ温室育ち

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