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山しめじをいただきました~山は誰のものでもない、共有して管理する時代が来ている?

ともえ@ハーブファスティング中です。
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我がダーチャは秋が深まっております✨

※ダーチャ日記(田舎暮らし日記)はこちらで綴っています。

いつも仲良くしている近所の方から、山しめじをいただきました。

これがとってもいい香りで😊 グリルしたらすごくいい感じでした。

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素敵な夕食の一品になりました✨

実は、我がダーチャの山は、村落内で、所有している人としていない人がいますが、秋のこの季節は村の人すべてが自由に出入りしてOKになっています。

特に松茸の季節(今年は松茸はダメみたいですが)には、とても面白い入札制度があります。

それが、

松茸の季節は山の所有・非所有に関わらず皆が出入りできる
山に入りたい人は村営の入札制度にお金を入れる
一番高額の入札者(落札者)が松茸を独占的に採れる
採った松茸のお金は落札者の収入になる
入札で入ったお金は村全体の利益になる

というものです。

ちなみに松茸が豊作の年は、1000万円くらい売れるらしいです・・・!
なので、落札するために数百万くらい入れても、十分利益が出るとか・・・。

もちろん、まったく松茸が取れない年もあるらしいので、損するか得するかは宝くじ状態ではあるのですが(笑)


私がはじめてこの仕組みのことを聞いたとき、かなり合理的な制度だなと思いました。

実は、我が婚家は元地主なので山を所有していますが、この山の管理を全くできていません。

先日主人と話をしていて、

山はみんなのものにして、村営管理にするのが一番いい

と言っていたので、なるほどなあと思いました。

かつては、山は燃料を取るために必要でしたし、植林してそれをお金に変えることができていましたが、今はそういう時代ではなくなっています。

自分の管理の及ばない土地を過度に所有することは、自然のルールから見てもおかしなこと。

地方の山は荒れに荒れていますが、放置され力の弱くなった山が増えることが、洪水や災害の遠因になっているとも言われています。

将来的には、もっと人口が減るでしょうから、山を村営管理したり自伐林業する必要が出てくるだろうなと感じています。

そんなことを感じつつ、貴重な山の幸をいただいた秋の夜でした✨



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