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カレー屋さんとローズマリー

前回の記事「カレーに合うハーブ。水野さんお勧めのローズマリーを使ってカレーを作ってみた!」の流れで、いままで行ったカレー屋さんでのローズマリーとの出会いについて書いてみます!


まずはローズマリーの香りががしたなぁ~と真っ先に頭に浮かぶカレーは、何といっても京橋屋の「ときえカレー」です。


京橋屋
銀座1丁目5番出口から出てすぐ、みそラーメンど・みその2階です(入口は裏にあります)。
カレーは「ときえカレー」「キーマ」「辛口伊達鶏カレー」の3種。
シングル、ツイン、トリプルでオーダー出来ますがツインがお勧めです。
※現在、店主さんの体調不良によりテイクアウトや通販限定となっています

ときえカレーのときえは女性の名前ではなく、リニク、ャベツ、ビの頭文字をとってつけられたとのこと。
海老が2本のったカレーはハーブカレーそのものです。
ローズマリーやタイムの鮮烈なハーブの香りと各種スパイスのハーモニーで爽やかなカレーが楽しめます。
数あるカレーを食べていますが、ここまでハーブ感の強いカレーを食べたことはありません。ハーブ好きの方にお勧めのカレーです!


次にご紹介するのは、青山にあるハブモアカレー。ここでは様々な西洋野菜とハーブを使ったカレーが楽しめます。

ハブモアカレー
まずは店名がいいですね。
Have More Curryのことです。
クレソンやルッコラを使ったカレーがあったり、ハーブを使ったアチャールの小皿が提供されたり。

昨年訪問した時に頼んだのがこのプレート(1280円)
・ルッコラとチキンキーマカレー
・フルーツ人参のダルカレー
・大根とハーブのアチャール風(ローズマリー使用)
・三食大根とひよこ豆の東南アジア風スパイス炒め
・ゴールデンラーパとタマゴのマスタードディライト

ハブモア

ターメリックライスに1品1品のせて
食べた後は全部混ぜて食べます。
楽しいです。
1品1品のレベルも高いです。
大事なアチャールが写っていない!
ごめんなさい。

とにかく素敵なお店です。
カウンターもゆったりとしているので一人で行っても落ち着けます。
ハーブティーも美味しいです。
※現在、西武池袋店でおこなっている東京カレーカルチャーというイベントに明日16日(水)から1週間出店するようです。


最後は三軒茶屋にあるMANOS。
今夏のBRUTUSのカレー特集で掲載されたお店です。
ここも様々なスパイスやハーブとの出合いができるカレー屋さんです。

MANOS
カウンター4名、テーブル6名の小さくてお洒落なお店。
今年7月に行った時のカレーは下記3種。
・MANOSチキンカレー
・豚骨と鰹だしのポークキーマカレー
・太刀魚と茄子のフィッシュカレー
ここのカレーは「定番チキン」「いろいろなキーマ」「チャレンジ枠」の3種とのこと。

この「チャレンジ枠」で様々なハーブが使われるのでしょうか?(BRUTUS掲載のカレーにも生バジルがのっていました)

チキンカレーとポークキーマの2種にパクチーをプラスしてオーダー。

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ライスにはカスリメティが混ざり、
可愛くスペアミントがのっている。
チキンカレーは和風の出汁で大根
と煮たカレーで食べやすい。
キーマカレーもOK。
美味しく楽しいカレーです。

店主と少し話をしました。
その時々に、素材に合わせてハーブも結構使うとのこと。
店主曰く、タイムやローズマリー、セルバチコも使いますよ。
これから楽しみのカレー屋さんです。チャレンジ枠に期待です!


何だか、ただのカレー屋さん紹介になってしまいました。
でもどのお店もハーブ愛のあるお店です。
素材を愛し、スパイスとハーブを愛する素敵なお店です。


渋谷に、無水キーマやパクチースペシャルなどで人気のケニックカレーというお店があります(現在、渋谷の駅近くに移転なさったようです)。
3年ほど前、ビルの5階のバーを間借りして営業なさっている頃、パクチースペシャルに興味があり訪問しました。
そこで出された水にはオレンジとローズマリーが入っていたのを覚えています。素敵な店の雰囲気にも合っていました。

そう考えるとローズマリーは、カレーソースを奏でるメインハーブにも、付け合わせのアチャールにも、ドリンクにも使えるし、想像をかきたてるハーブにもなれるんですね。

カレー業界でも活躍しているローズマリーに変わらぬ愛をもって、これからも《ハブモアハーブ》でいきたいと思いま~す!

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