「消毒液ラプソディ(狂想曲)」について思う
マスクのみならず、消毒液も、
店頭から消えているらしい。
3週間前から危惧していたことが起きた。
この動画の中で、東北大学大学院の
川上和義教授がいっているように、
「消毒用エタノール」はいいが、
「ベンザルコニウム塩化物」は、
確たる実験結果(エビデンス)がない。
「ベンザルコニウム塩化物」は、
四級アンモニウム塩の混合物。
逆性石鹸として殺菌・消毒用として
一般的に広く用いられている。
だけど、3週間近く前にこの動画の中で、
お伝えしたように、肺にダメージがあるという
研究結果がすでにある。
「除菌」とラベルが貼られているものが
全部、除菌をしてくれるわけではない。
商品名はあえて上げないが、
「●●ブリーズ」「●●ッシュ」
も同じである。
というか、本当のところをいうと、
「ウイルス」は「菌」ではないので、
そもそも、やっている意味がない。
安心の気持ちを買っているようなものだ。
私は、それを否定するつもりではない。
人間は安心したい生き物だ。
だが、マスクと同じように理解して使わないと、
逆説的な事態が起こってしまう。
ウイルスは、菌とは違う繁殖の形をする。
一人では生きていけない
弱い生命体だ。
むしろ、菌はそのウイルスを
蹴散らしたりするのである。
ウイルスの繁殖を菌が
自衛隊的に止めたりもする。
だから、しゅっしゅっとするのは、
部屋の「無菌化」とともに、
ウイルスの「繁栄化」を意味する。
そもそも、不潔よりも清潔主義が、
O-157の悲劇の原因だった。
サーズ 、マーズの重症化にも、
この過剰除菌が一役買っていた。
ウイルス=菌だから、
除菌が大事というのはわかりやすいが、
そこには様々な罠がある。
エビデンスは
上の本にたくさん載っている。
アマゾンのレビューによれば、
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花粉症などのアレルギー、疲れ、肥満、免疫低下……、
薬で治らないすべての不調の原因は「キレイ好き」にある。
「病気にならないために」やっていた
その「除菌」が、実は健康を壊していた。
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無料で読めますので、ぜひ一読を。
ちなみに、この本のタイトルの
原文は『土を食べろ』。
今回の騒動は、人類が
自然の声を聞き、地に足をつけることが
問われているように思う。
技術によって楽をしようとしたら、
必ず、その負債(つけ)がくる。
その別の対応策については、
昨日のライブの30分ごろから話をしていますので、
ぜひご視聴ください(24時間で消えます)
https://youtu.be/AfjK1xTqec4
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