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息子が給食を食べられない話。


ASDの特性を持つ年少長男は、偏食で、食事をする環境にもこだわりが強い。

幼稚園入園前から、少しずつ練習を重ねて、慣れたおかずの入ったお弁当は食べられるように。
メニューは、お塩のおにぎり、卵焼き、ミートボールか鶏つくね。(彩り皆無です)

毎日ほぼ同じものを食べるので、お弁当何入れよう?と迷わなくて済むところは、偏食さん弁当のメリットと言えるでしょうか…笑

困っているのは、お弁当はもちろん、水分すら私が一緒に居ないと食べたり飲んだりできないこと。

水筒は持たせていますが、幼稚園で先生とは飲めないようで…私が迎えに行くと、水筒を自分で出してきて、ごくごくと一気飲みしています。
ましてやこの暑さ。脱水など心配です。

小児発達外来の先生に相談したところ、アドバイスいただいたのがこちら。

・水分は1日トータル量で考える
・本人が好きな遊びとセットにして誘う
(お水を飲んでから、〇〇しよう!など)

幼稚園の先生とともに、日々試行錯誤を重ねていますが、今のところ良い方法は見出せず…

給食に関しても、『教室で、お友達と一緒に、同じ給食を食べる』のは今の息子にとってはかなり高いハードルです。

そのため、入園してからは、

①朝の送迎
②お昼は次男も連れて幼稚園へ行き、別室でお  弁当を3人で食べる
③夕の送迎

という3往復を毎日しています。

まだ今は、『食事の最後まで、落ち着いて座って食べる』ことも難しいので、室内をうろうろ歩き回るふたりに促しつつ、なんとか食べてもらうのですが、これが母の小さなストレス。

小学校に上がる頃には、ちゃんと座って食べられるようになるのだろうか、そもそも給食が食べられるようになるのか…と心配は尽きません。

ただ、彼にとって『安心できる環境を守りながら、少しずつできそうなところから挑戦すること』が何より大事。彼と過ごしてきた数年で、母として学んだことです。

期待を乗せすぎず、できているところを毎日見つけて褒めながら、2学期も試行錯誤を重ねていきたいと思っています。

また週明けからお弁当の日々が始まる…
同じような境遇で、悩んでる子や保護者の方はいらっしゃるのかな。
ゆっくりと、共にがんばりましょう!

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