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メグ・ホワイトのドラムは強い

お久しぶりです。まぁまぁ忙しくしており、すっかり更新をサボっておりました。お久しぶりに、今更ホワイトストライプスの、しかもメグ・ホワイトのドラムにフォーカスしてお話しするという回です。

今更ホワイトストライプスの事を改めて説明する必要はないと思うんでそこは端折りますけども、とりあえず好きなMVでも貼っておきましょう。


ホワイトストライプスは…確かラジオで聴いて知ったんですよ。2ndアルバムくらいの頃かな。自分の周りはホワイトストライプスよりストロークスの方が好きって人が多かったな。ストロークスもいいんだけどさ、ホワイトストライプスの、歌とギターとドラムだけっていうロックバンドとしては最小過ぎる構成の、マイナスの美学みたいなもんにとても衝撃を受けまして。

で当時っから、ドラムが下手くそだからあんまり好きになれないみたく言う層が居たんだけど、下手くそと言うか強いて言えば拙いって感じだと思うんですよね。拙いんだけど必要十分というか、他の人…というか所謂普通にドラムが叩けるみたいな人だったらホワイトストライプスって成立しないんじゃないかと思わせる何かがある気がするっていうか。その何かある感じこそが音楽にとって重要なんじゃないかと思うんですよね。人の好みは百人百色、人には人の乳酸菌なので何にでも当てはまるとも思わないんだけど、例えばミニマルテクノならいつまで聴いててもろくに展開しない所が良かったりする訳で(好きじゃない人にしたら拷問みたいなもんかも知れないけどさ)、発せられたものに対して自分の中で何かが生まれるあの感じがしてるならそれは素晴らしい事じゃんっていう。

まぁそういう何かトークは置いといても、デトロイト出身だから(メグ・ホワイトの音楽的嗜好とかも知らんけど)自然と鍛えられた的な部分はあるかも知れないよね。先輩から同期から色んなバンドに囲まれて育ったんだろうし。音の芯がごんぶとな感じするよね。要するにそれはかっこいいという事。

ライブ映像を貼ってみましたが、他のバンドのバンドアンサンブルとはやっぱちょっと違う。インプロヴィゼーションに近いような、曲自体が生き物のような感覚のような、気持ちいい違和感に浸れるというか。やっぱこの人達すごいよ。(配信でだけど)ジャック・ホワイトの去年のフジロックのライブも凄かったもんね。あのバンドのメンツも凄い。

そんな訳でもし良かったら、こんな感じの事を考えながらホワイトストライプスを聴き直してみたらいいんじゃないかなぁと思いますよ。

またね!

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