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ペンタングルの話

ペンタングル、結構好きなんです。これはバンドをやってた頃にバンドメンバーに教えてもらいました。
「好きかどうかは分からないけどすごくかっこいいから聴いてみれば?」
確かにこの頃はガレージパンクの、特にギンギンのやつにハマってたので…。
↓参考にマミーズ。

まぁこういうのにハマってたらペンタングルとか気に入りそうとは思われないですよね。だけどもこれがねぇ、聴いてびっくりしたって言うか…そこいらのパンクバンドより全然刺激的じゃねぇか!と耳から鱗が落ちましたね。

バンドやってた頃って弾き語りする人とも対バンとかした事もあるんだけど、どうしても置きに行ってる感じみたいのを感じてたんですよね。悪く言えばカッコつけやがってみたいな。そうじゃなくてムキ出しで音がデカい方が絶対カッコイイだろみたいなのがあったんですけど、アコースティックでこういう事出来るってすごいなっていう、色々と考えを改めるに至ったバンドでもある訳です。

とりあえずはこちらをお聴きください。

アコースティックなのに、疾走感というか加速感みたいのすごくないですか?しかも皆凄腕なのにそれを嫌味に感じさせないというか、結構な事をサラッとやってしまう所とか、アコースティックに対する概念が覆りましたよ。多分こういうのって古き良き…みたいな言い方する人が多いと思うんだけど、そういう言葉で片付けちゃいけないっていうか、オールディーズで済ませちゃいけない魅力があると思うんですよね。

まぁ丁度バンドやってた頃の話になるんですけど、その頃ってジャックジョンソンが出てきた頃で…まぁジャックジョンソン自体は全然いいんですよ、何の文句も無い。けど、ジャックジョンソンの登場で「ホントはこういうアコースティックなスタイルでやりたかったんだ!」みたいな事言い出す元ロックバンドのフロントマンとかがホントに嫌いでしたね。流行りに乗ってるだけなのを、如何にも本心的な言い方するなよって。

話が逸れましたけど、ホントにパワーがあるバンドって小賢しいジャンルの壁をあっさり飛び越えてくるよねって話です。興味が湧いたら是非聴いてみて下さい、ペンタングル。まずはバスケットオブライトというアルバムが取っ付きやすいと思います。

それではまた!

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