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衝撃の転職体験記 〜ヤブ医者に騙された日々〜

こんにちは。ふくろうです。

私は視能訓練士として長年にわたり眼科での検査業務や治療に携わってきました。
日々、患者さんやそのご家族と接する中で、視能訓練士としてのやりがいと同時に、医療現場のさまざまな現実に直面してきました。

かつて、ある眼科医院で働いていた経験があります。その医院では、患者に対する対応や医療行為において、多くの問題がありました。

医療の世界には、患者さんの健康を最優先に考え、誠実に働く医師が多くいる一方で、残念ながらそうでない医師も存在します。

今日は、私が遭遇したヤブ医者の実態について、具体的なエピソードを交えながらお話ししたいと思います。この話を通じて、皆さんが信頼できる医師を見極める助けとなれば幸いです。


どんな医院だった?

1. 院長からの圧力
 正しい検査結果を出すと院長に呼び出され、しばしば説教されることがありました。院長は検査結果に対して特定の結果を求め、それを出さないと激怒することがありました。

例えば本来の検査結果として視力良好な場合にも視力不良の結果を出すよう圧力をかけてきます。これは手術を受けさせるためです。
そして術後に関しては視力不良で見えていなくてもどうにか答えさせろ!と。。。
術後に視力不良の結果をカルテ入力すると呼び出されまた怒られます。

私は常に無視し続け、様々な内容の説教で数ヶ月のあいだに数十回呼び出されました。

※私はヤブ医者の発言を無視し、虚偽の検査結果を残すようなことは一切行っておりません。
また当時の話で現在の話ではございません。

2. 高額な自費診療の勧め
 先に言っておきますが自費診療の治療が悪いわけでは決してありません。きちんとした治療です!自費診療を中心に行ってる医療機関もありますがそれが詐欺やヤブ医者と言っているわけではございません。それを大前提に・・・

自由診療に限らず「治療」というものは病状やその人にとって最適ではないという判断をすることがあります。
それらを判断するのが医師の役目であり、医師に検査結果を伝えるのが視能訓練士でもあります。

そこの医者はあきらかにその選択肢が不適切な場合や不適応でも高額な治療を勧めることがありました。患者にとってはリスクがあがったり、メリットが得られないなど不利益が考えられます。場合によってはデメリットのほうが大きくなることもあります。

また高額な治療を選ばず、保険診療内での治療を選択した患者さんには、適切な対応がされないことがよくあり、待ち時間が長くなったり、患者さんへの話し口調が乱暴でした。


3. 職員へのハラスメント
診療中に患者を待たせ、職員を診察室に呼び出して数十分の説教をすることがありました。
それも理不尽、暴言、パワハラ、モラハラです。
決して指導ではありません。
こちらの言い分は聞かず、言いたいこと言ったら満足というような感じでした。


4. 手術の問題
手術についても問題がありました。院長は自身の手術技術を過大評価し、実際には技術が乏しかったにも関わらず、名医であるかのように振る舞っていました。
手術内容によっては自身が執刀していないにも関わらず、自分の手柄かのように振る舞っていました。


ここにかけることはほんの一部です。
でーーーっかい氷山のちーーっちゃな一角です。

↑自分で読み直しながら、こんなもんじゃないのに!!こんなんじゃヤブ医者って言えないんかな?と思っちゃうくらいですが、本当にやばかったんです(泣)

愚痴書いてるみたいになって申し訳ないです。
記事を書いていると当時の不満が込み上がってきて、取り乱していましたね。反省・・・



自分がどう思いながら働いていたか


私は視能訓練士として、患者さんのために誠心誠意、一生懸命に検査業務を行っていました。しかし、どれだけ頑張っても、心の中で感じるのは詐欺的な医療に加担しているという後ろめたさでした。

患者さんはみんな良い人ばかりです。だからこそ、胸が苦しくなります。この眼科で手術するべきではない、と心の中で何度も叫び続けていました。

職場としてもブラック企業であり、すぐにでも辞めたかったのですが、転職活動は思うように進まず、精神的に追い詰められていきました。
私の経験も全否定されることが多く、そのたびにさらに病んでいきました。

しかし、病んでいたのは私だけではありませんでした。この眼科は常に求人を出しており、頻繁に面接を行っています。しかし、入ってきた人はすぐに辞めていくのです。この繰り返しが続いていました。

なぜそんな状況なのか。それは、求人情報の条件が良いからです。

多くの人がその条件に惹かれて入ってきます。しかし、好条件で求人を出せる理由は、詐欺的な行為を行い、売り上げを上げているからです。

真面目な人ほど、その実態に気づき、2日くらいで病んで辞めてしまいます。

職場環境が崩壊している理由も納得がいきました。それは、残っている職員がその状況をおかしいと思わずに働き続けているからです。
もしかしたら、高い月給のために割り切って働いている人もいるかもしれません。
しかし、私はどれだけ給料が良くても、この眼科の一員として在籍していることが嫌でした。

数ヶ月後、別の眼科とご縁があり無事転職し、今は心身ともに健康で頑張っています。


最後に
 このような医療機関や医師の存在は、患者にとって非常に危険です。患者の皆さんは、医療機関や医師を選ぶ際には注意が必要です。
しかし見極めることは難しいです。私も患者として医療機関を受診してもなかなか簡単には判断できないでしょう。
また、この記事を読まれて勘違いされたくないことがあります。それは誠実な医療機関がほとんどです。そして誠実な医師がほとんどです。

ですが悲しいことにるほんのわずかな一部の医療機関や医師がこのように存在するのも事実です。

このような経験は、医療業界に限ったことではないかもしれません。他の業界でも、同じように不正や不正直な行為が横行し、そこで働く人々が苦しんでいることがあるでしょう。
重要なのは、私たち一人ひとりがそのような状況に対して声を上げ、行動を起こす勇気を持つことです。

自分のキャリアや生活を守るためにも、常に自分の良心に従い、誠実であり続けることが大切です。そして、信頼できる職場環境を見つけるために努力を惜しまないことが、最終的には自分自身を守ることに繋がると私は思います。


今回の記事は自分の経験を記録する目的(本音:こんな経歴消し去りたい・・・)と、読者の皆さんにとっても色々感じるきっかけになればと思い執筆しました。

この医院について特定されるようなことは一切お答えできません。

最後にもう一度謝ります。
愚痴みたいな記事ですみません

でも
「スキ」でみんなで共有できると嬉しいです!

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