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新しい1年の終わりに。

いよいよ2019年も終わりですね。平成から令和になったこの1年、自分にとっても「会社独立」という変化の大きな1年でした。

この数年は毎年飛ぶように過ぎていって、何をしていたかもあまり思い出せないのですが、さすがに今年は濃厚で記憶も鮮明な1年になりました。以下、だーっと振り返ってみます。


年明け早々に独立することにしたと家族に最終決断を伝え、始業日数日後には上司に退職の意志を伝え、そこからは毎日がドキドキの日々。徐々に色々な人に情報が漏れ伝わっていく中、いざデザート編集部の部員全員に伝える時の緊張感をまだ鮮明に覚えています。

漫画家さんたちとの契約や、今のメンバー2人に入社してもらうまでのやりとりも毎回緊張したので、確定した時はすごく安心しました。

編集長業と担当業をこなしながら、登記の用意をしたり事務所の物件探したりドメイン取得したり挨拶状と名刺作ったり、創業準備を同時並行でするのはエグかったなあ。

6月3日、会社設立日のプレッシャーと昂揚感の混ざった異様なテンションの1日。次から次に届いて嬉しかった設立祝いのお花の数々。デザート編集部のみんなが開いてくれた最高に素晴らしい送別会。

沢山の会社に話を聞きたいと言ってもらえて会社訪問しまくったのは楽しかった。ちっぽけな会社ではあるけど一応社長になったからか、どこに伺っても社長が会ってくれるのが新鮮でした。

経理システムの構築に税金や勤怠管理と就業規則など、今まであまり考えなくて良かったことに四苦八苦しながら、いきなりまた事務所の移転。経営については勉強も含めてまだまだこれからです。

新連載に原画展にスピカ賞、様々な講義に相談会、まだお知らせできないこと含めて本業はそれなりに頑張れた、、、と思いたい(笑)。

年末最後に独立後初の新作に大重版がかかったのは本当に嬉しかったです。


こう振り返ってみても自分的には怒涛の日々だった気がするのですが、実際にはどうなんでしょうかね。

大海に漕ぎだしたつもりでありながら、まだまだ講談社のすぐそばのプールで足を浸してるだけのような気もします。

来年はもっともっと遠くまで冒険できるようにしたい。

「やるからには世界目指せよ。」と送り出してくださった講談社・野間社長の期待に少しでも応えられるように頑張りたいです。


とはいえ。この7か月まずは無事にやってこれたのは、快く送り出してくれて応援もし続けてくれている講談社とデザート編集部の皆様、漫画家の皆様、新しくお仕事をくださった皆様、日々応援してくださっているすべての方々のおかげです。

このnoteも、1月はたった66人しかフォロワーさんがいなかったのに、この記事を書いている時点で7,536人と100倍以上に増えていてびっくりですが、皆さんの反応に日々励まされています。

本当にどうもありがとうございます。

来年も漫画家さんたち、メンバーたちと力を合わせて、できるだけ沢山の方に喜んでいただけるように精一杯頑張りますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

体調に気をつけて、よいお年をお迎えください。



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