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Server-side Kotlin合同勉強会を開催しました

ヘンリーでは継続的に社内勉強会を開催しています。今回会社の枠を飛び越えて、株式会社NewsPicksさんと合同勉強会を開催しました。

弊社からは2名のスピーカーが参加しました。ヘンリーのサーバサイドを見ている弊社のは、サーバサイドアーキテクチャの狙いと課題について発表しました。発表資料はこちらです:

ドメインの特徴を踏まえてマイクロサービスを分割したことや、スキーマ駆動開発を志向するためにgRPCを採用したこと、実際に開発して見えてきた課題などを紹介しました。参加された方からもとても好評で、多くのエンジニアの興味を惹いたと感じられるコメントをいただきました:

  • 質疑応答の部分も含めて、アーキテクチャー議論を楽しく拝聴させていただきました。

  • 他社さんの事例を聞くのはめちゃくちゃ参考になります。フロントエンドでgRPCを使わないのかという質問に対してApollo-GraphQLがよく出来てるので使いたかったという質疑応答。

  • 課題、対策、結果、将来の課題、が聞いていて明確で、未知の領域ながら頭にすんなり入りました!

もう1名、レセプトコンピュータを主に開発している弊社の石川からはリポジトリパターンについて発表しました。石川のZennでより深掘りした話が紹介されています:

データの永続化はシステム開発において避けては通れない難関で、多くのエンジニアの共感と議論を呼んだようです:

  • 理解しているつもりでも簡潔に言語化されることで再整理できた気がします。またパターン化の粒度については各エンジニアさんごとに経験に基づく意見があって参考になりました。

  • Repositoryの責務の話は自分の反省も含めて面白かったです!!

  • めちゃくちゃ Henry の実装の話ですが、いま一部の機能は今日の話のような指針でやっていて、全体的に悪くないんじゃないかと思っているところでした!が、まだまだ設計で迷っていたりするので、その辺社内でも相談したいです!

またNewsPicks社では勉強会終了後も、続けてRepositoryの責務についての議論が盛り上がったそうです。こっそり覗いてみたい……!

NewsPicksさんからも2つ、reified型パラメータの紹介と、JavaコードをKotlinに変換する手順についての発表がありました。どのような機能なのかに加えて、NewsPicksさんでどう使い運用されているのかを聴けてとても勉強になりました。詳しくはこちらのブログでご紹介いただいています:


ヘンリーでは今後も技術の研鑽と社員の成長に努め、医療機関の皆さんが抱える難しい課題を使いやすいサービスによって解決する礎としていきます。技術交流をしてみたいとお考えの方は、ぜひカジュアル面談などを通じてご連絡ください。お待ちしています!


ヘンリーでは、さらなる成長にむけて採用も積極的に行っています。ご興味をお持ちいただけた方は、ぜひお気軽にご連絡ください。

文責:戸田