へのへのもへじ

興味関心は、日本の様々な地域の持続可能性(地方財政、地方創生、地域経済など)。

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地方が移住者・定住者を増やすには

地方自治体の移住者・定住者増加政策について分析をしたいと思います。 移住者・定住者増加政策で成功を収めているような自治体には2つのパターンがあると思います。 (1)自然環境特化型自治体Ex. 千葉県一宮町のサーフィン、北海道ニセコ町のスキー 近年は個人が趣味を満喫し、生活の質を高める動きが盛んです。それに伴い、各人が生活を見直し、自身の幸福感を高めるために移住をします。 例えば、一宮町は東京五輪のサーフィン会場になっている地域です。 『一宮町転入者アンケート集計結果』で

    • なぜ関係人口なのか?〜関係人口の登場と過去の政策〜

      2014年に地方創生担当相が設置されて以来、「地方創生」という言葉が盛り上がりを見せています。そして、地方創生の手段として「関係人口」へ注目が集まっていますが、ここに関係人口の興味深さがあります。 「なぜ関係人口なのか?」を分析したいと思います。 本文の要約「関係人口」という言葉によって地域間での「人の奪い合い」から「人のシェア」に発想を転換させ、地域への想いの強い関係人口となる人々には「地域づくりの質の向上」が期待できます。2018年に「関係人口」という言葉が広く普及し

      • 地方創生はなぜ必要か?

        はじめに地方創生という言葉に注目が集まった年といえば、2014年ではないでしょうか? 2014年は、地方創生担当大臣が新設され、「まち・ひと・しごと創生法」が成立し、「まち・ひと・しごと創生本部」が設置されるなど、地方の活性化に脚光が集まりました。 しかし、その背後にある「地方創生がなぜ必要か?」という視点は当然視されすぎているように感じます。 ここでは、改めて「地方創生がなぜ必要か?」を突き詰めて考えたいと思います。 いわゆる増田レポートの紹介「地方創生がなぜ必要か

        • 教養区分の政策論文の答案

          はじめに「教養区分の政策論文って何を書けば良いのだろうか?」 私が国家公務員総合職の教養区分試験を受験したときに思ったことだ。ネット上に回答例と実際の評価が載ってないので、どのような論文を書けば何点くらい取れるのか分からない。 1つのサンプルとして、2019年度の教養区分の一次の政策論文試験における 自分の答案の再現と開示結果点数についてここに書き記しておく。 皆さんが受験される際の目安になれば良いと思う。 開示結果・全体の開示結果  20点満点中平均点11.815点・標

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