へのへのもへじ

海外の大学生。自分探し中。

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最近の記事

一年たった今でもまだ、ハンガリーに着いた当初に撮った写真たちは、あのころの辛くて苦しい孤独な気持ちが込み上げてくるから見るのを避けている自分がいる。 じっくりと見返せるようになるのはいつになるのだろうか。

    • 今ある当たり前の日常も、いつかのわたしは「あの頃はこんなだったな、懐かしいなあ」と言っていて、もう二度と戻れないむかしの思い出の一部になってしまうのか。もっと毎日を噛み締めて過ごしたいけれど、ただ当たり前の日常のままであっていてほしい気もする。

      • "気にする性格"

        SNSを見ていると、人々の悩みは本当に尽きないな、と痛感させられる。そしてそれは他人だけでなく、残念ながら私自身も例外ではない。 容姿について、性格について、学問について、キャリアについて。言い出したらキリがない。 私はおそらく、人と比べて(人、の基準がわからないから何とも言えないのだが)心配や不安を大きく感じる方なのではないかと思う。 気がついたら常に何かを心配している。しかもその悩みのタネは、具体的かつ明確な原因があるとは限らず、抽象的でぼんやりとした、よく縁取られてい

        • "書く”と"話す”

          わたしは文章がとても好きでこだわりもある。自分の好みな言葉の紡ぎ方をしている方の文章を読むと、とてつもなく素敵だなあ、と惚れ惚れします。 なのだけど、いざ自分が文章を書くとなるときっとそれは自分には向いていないのだろうなあとおもう。 たくさんある言葉の中から一体どの言葉を使って表現するのか、どのような文章を使うのか、語尾はどうするのか、漢字で書くのかあえてひらがなにするのか、どこまでその文に修飾をするのか、句読点はつけるのか、 きっとこだわりが強いからこそそんな細かなことをぐ

        一年たった今でもまだ、ハンガリーに着いた当初に撮った写真たちは、あのころの辛くて苦しい孤独な気持ちが込み上げてくるから見るのを避けている自分がいる。 じっくりと見返せるようになるのはいつになるのだろうか。

        • 今ある当たり前の日常も、いつかのわたしは「あの頃はこんなだったな、懐かしいなあ」と言っていて、もう二度と戻れないむかしの思い出の一部になってしまうのか。もっと毎日を噛み締めて過ごしたいけれど、ただ当たり前の日常のままであっていてほしい気もする。

        • "書く”と"話す”

          一時帰国へのプレッシャー

          一時帰国に対するプレッシャーが自分の中で存在していたのだということに、最近気づいた。 今月末にやっと日本に一時帰国ができる。一年弱待ちに待った日本。すごく楽しみ。だけど、同時に、そんな楽しみな一時帰国が自分にとってのプレッシャーでもあった。 留学を経験した人がこぞって言うのが、 価値観が変わった 人として成長できた ということ。 SNSの留学アカウントでも、留学に行って英語がペラペラになった、とか、 価値観が大きく変わった、とか、とにかく成長したというようなことを発信す

          一時帰国へのプレッシャー

          やりたいことが常に明確にあったこのわたしが、「やりたいことがわからない」と言うようになるなんて思いもしなかったな。そんなようなことを言う人は周りに今までたくさんいたけれど、わたしはいつも他人事のように聞いていたからなあ。

          やりたいことが常に明確にあったこのわたしが、「やりたいことがわからない」と言うようになるなんて思いもしなかったな。そんなようなことを言う人は周りに今までたくさんいたけれど、わたしはいつも他人事のように聞いていたからなあ。

          理想

          日本にいた時も、アメリカにいた時も、留学でハンガリーに来てからも、常にその環境が好きになれなかった。 日本にいた時は日本がすごく嫌いだった。特に学校が大嫌いだった。 学生たちを縛り付ける、目的がはっきりとしないたくさんの校則が嫌いだった。 生徒のためと言いつつ、結局体裁や学校の評判を優先する教師が嫌いだった。 カリキュラム通りの、柔軟性のない、受動的な授業が嫌いだった。 同じようなことは、日本社会に対しても当てはまった。 個性が重要である、というくせに出た杭はうたれる社会。

          最近のもやもや

          やりたいことが山ほどある。 でも、私の一番やりたいことが何なのかという一番肝心なことは、そのやりたいことたちの中に埋もれてしまっていて見つからない。 何かをしたい、何かを始めたい、 そんな気持ちばかりが自分の中で募っていき自分自身を急かすけれど、 本当にやりたいことはもっと違くて、自分の中の奥深くに眠っている気がする。 やりたいと思ったことはなんでもすぐ行動に移してみるタイプだから、かなりたくさんのことに挑戦してみた。 けれど、何かが足りない。その何か、を常に探し求めている気

          最近のもやもや

          インタビューが好き

          インタビューをされるのが好き。 インタビューは、インタビューをする側だけでなく、される側の自己理解を深めることにもつながると思う。 相手からの質問に対して、自分の考えや思いを言語化していく。 そのプロセスは私にとってとても重要なもので、私にとってのインタビューは、既存の自分の中での考えや思いをただ言葉にするという単純な作業ではなくて、むしろインタビューの中で自分の感情や思いを見つめ直し、それをうまく代表してくれる言葉を見つけているような感覚。 自分一人で、紙面で自己分析

          インタビューが好き

          ハンガリー留学一ヶ月目を振り返って

          ハンガリー留学生活を始めて約二ヶ月が経った。 この二ヶ月間、すごくたくさんのことが起きた。 今回の記事ではまず、一ヶ月目のことについて振り返ってみたいとおもう。 ハンガリーについた初日からの一ヶ月間は、今までの人生の中で一番辛いものだった。あんなに毎日が辛くて苦しい日々は初めてだった。 ハンガリー到着初日の夜、(日本を出た直後からなんとなく喪失感は感じていた)ルームメイトとその友達の前で大号泣した。 その日は、朝にブダペストの空港に着き、少し前から連絡をとっていたクラスメ

          ハンガリー留学一ヶ月目を振り返って